内容説明
数学は、実学だ。その数学で、何ができるか?―いま必要なのは、ロマンや教養ではない。大学→企業→大学という経路で生きてきた著者が考える「食える数学」とは?数学をいかに役立て、数学でいかに食っていくかに焦点をあてて書かれた一冊。
目次
序章 数学の役立たず(高慢と偏見;リクツをこねるな、ツクリたまえ!)
第1章 役に立つ数学入門(代数学・整数論;微分方程式 ほか)
第2章 どの数学が好きですか?(絵にならない学問;「数学」を定義する ほか)
第3章 数学者ではない人のための数学(「グラフ」という考え方;サバイバルナイフとしての数学 ほか)
終章 アカデミックスマートからストリートスマートへ(見る前に跳べ;好奇心というエンジンを止めるな ほか)
著者等紹介
神永正博[カミナガマサヒロ]
東北学院大学工学部電気情報工学科准教授。博士(理学/大阪大学)。1967年東京生まれ。東京理科大学理学部数学科卒業、京都大学大学院理学研究科数学専攻博士課程中退。東京電機大学理工学部情報科学科助手、日立製作所中央研究所研究員を経て現職。専門分野は、数学(シュレーディンガー作用素論、数理物理学)と工学(ハードウェアセキュリティ)。2010年4月より1年間、Institute of Mathematical Sciencesリサーチフェローとしてインド在住。2009年『不透明な時代を見抜く「統計思考力」―小泉改革は格差を拡大したのか?』でビジネス書大賞マスコミ・ブロガー賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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