内容説明
アルコール依存症に陥った医師が、「患者である自分」と「医師である自分」の2つの視点に立ち、詳細な心理描写と自己分析を加えた究極の体験記「私のアルコール依存症の記」。酒を断って9年、再び盃を手にするまでの顛末を記して遺稿となった「続・私のアルコール依存症の記」を合わせ正続新版として刊行。
目次
第1部 続・私のアルコール依存症の記(断酒九年目のスリップ;アルコールに蝕まれた私のからだ)
第2部 改訂新版・私のアルコール依存症の記(依存の形成(神奈川県教育委員会時代;「アル昏」街道まっしぐら)
アルコール性疾患の頻発
断酒へ向けて
アルコール依存症の予防)
著者等紹介
西郊文夫[ニシオカフミオ]
大正13年茨城県日立市に生まれる。県立日立中学(旧制)を経て、昭和24年横浜市立医学専門学校(現横浜市立大学医学部)を卒業。昭和26年から37年まで神奈川県教育委員会に学校保健技師として奉職。昭和40年横浜市金沢区にて内科医院を開業。医学博士。平成14年4月9日永眠
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