内容説明
世界の都市で使用されている路線図を収集した驚くべき一冊。実用性と美しさの両立を追求した、究極の機能美が路線図だ。世界の特色あふれる路線図を眺めれば、ひと味ちがう旅に出ることができる。本書では、著者が収集した現地の路線図を中心に、過去を俯瞰できる歴史的な路線図とその変遷、画期的なデザインの洗練された路線図なども紹介。取り上げる場所は１６６都市・地域におよぶ。さらに、およそ６６０都市・地域のデータを巻末に収録。日々進化する世界の地下鉄は、かつて訪れた場所も、いまでは大きく変貌を遂げているかもしれない。現地の活気まで伝わるような、地下鉄マップの世界へ。
目次
Ｚｏｎｅ １（バルセロナ；北京；ベルリン ほか）
Ｚｏｎｅ ２（アムステルダム；アテネ；ブリュッセル ほか）
Ｚｏｎｅ ３（アデレード；アリカンテ；アンカラ ほか）
Ｚｏｎｅ ４
著者等紹介
オーブンデン，マーク［オーブンデン，マーク］ ［Ｏｖｅｎｄｅｎ，Ｍａｒｋ］
１９６３年、英国ロンドン生まれ。子供のころから列車に関心をもち、路線図の収集をおこなっていた。学生時代に地下鉄路線図を制作し、後にサウサンプトン芸術大学に入学。在学中から雑誌編集にたずさわり、以降も編集者、ジャーナリスト、ラジオ・テレビ制作、ラジオＤＪ、グラフィックデザイナーと多岐にわたって活動（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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KAZOO
108
珍しい本に出いました。世界の地下鉄のはなしかと思いきや、地下鉄路線図を分類してカラフルに示してくれています。三部構成でわかれていて、第一部は世界最大級の地下鉄システムの都市の路線図です。二部では、比較的小規模ながら定評のある地下鉄網、三部では地下鉄ということにこだわらず多様な交通システムを取り上げています。世界でこれほど地下鉄が発達しているとは今まで認識していませんでした。東京はすごいということはわかっていたのですが、中国の大都市もかなりな地下鉄網なのですね。眺めているだけでも楽しくなります。2017/08/12
まるる
42
鉄オタではなく、デザインの本です。路線ごとに色が違ったり、どこの国の路線図を見ても一定の法則があるみたい？と思ったら、ちゃんとお手本があったのね。パリやソウルなど、旅行に行った時に利用していたデザインのものもあって、旅行時の記憶が蘇ってきたりして楽しく鑑賞しました。2016/12/20
たか
8
世界中の地下鉄路線図が多数紹介されています。海外旅行や鉄道に興味ある人はもちろんデザイン関係の人にもオススメ。良書です。2016/11/30
とくま
6
〇芸術2023/05/14
まさむね
6
世界中の地下鉄路線図を収集、整理した本。鉄オタのためというよりは、デザインの面白さに主眼が置かれているので、見てるだけで楽しい。全く知らない世界の街にこんなに地下鉄網が張り巡らされているのか、という驚きがある。北京の地下鉄の未来計画図(予想図)がスケールでかすぎて笑える。2016/11/03
