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内容説明
いいかげんにしろよ、クリーオウ。毎晩毎晩、俺の寝込みを襲うのは。いくら温厚篤実な俺でも、しまいにゃ怒るぞ。…って、お前いつの間に増殖…んなわけねーか。ヤバイ、こいつは本物の暗殺者だ。まったく、つぎからつぎに面倒なやつらが出てきやがって。少しは俺を休ませろってんだ。貧乏ヒマなしなんて、シャレにもなりゃしねえ。そもそも、やつらが狙ってる『ブラウニング家の世界書』なんてものに、俺は全然心あたりがねえんだが…。ところでマジク、お前が持ってる、その見るからに怪しげな本はいったい何だ。天井知らずのハイテンション・ハイブリッド・ファンタジー、第6弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サン
6
魔術士オーフェンの本編六作目。牙の塔のウォールカーレン教室と戦う話し。前回に引き続きオーフェンが過去に向き合う。千切れる指、引き裂かれる顔、そして、石を詰め込んだ靴下で殴られる頭。今回は結構展開がグロかった。2018/02/16
sakachi
4
途中まで読んで、気になっていたオーフェンシリーズ。古本屋で続きを発見!『虚像』までまとめ買いしてしまいました(そこまでしかなかった)。ゆっくり読み進めつつシリーズコンプリートを目指したい。無謀編も気になる・・・2013/03/14
Radwynn
3
「塔」の内紛。やっぱり組織ってものはどうしても内部に虫がわくよね。それが力あるもの同士なら尚更。少しずつ、「魔術とは?魔術士とは?」のベールが、見えてくる。まだそれに手をかけるには至ってない。フォルテが思いの外カッコよくてビックリw いやビックリするのも失礼だけどw 彼は彼なりに後継として頑張ってるんだな、と。2017/01/23
Y
2
ちょっと間開いちゃったから結構忘れているかも… クリーオウはオーフェンの側にいた方がいい気がする。助けられているところ多いんじゃないかと思う どんどん重い話になっているし、最初の方であったおちゃらけた感じがほぼなくなっている。それが好きだった人に関しては辛いかも?なんか次回はもっとドタバタらしいとのことで。まあ、シリアス一辺倒になるとちょっと読みづらくなるよねーと2023/01/09
ぶらっどおれんじ
2
前巻に引き続き、オーフェンの過去にまつわるお話。チャイルドマン教室の面々が徐々にあらわになり、オーフェンを取り巻く人間が増えてきて益々物語に深みが出てきた感じ。2010/06/05