内容説明
世界平和に貢献した国際連盟事務次長時代の西洋見聞録。国際舞台から日常の一片まで、人類愛を根幹に貫かれており、今なお日本人として21世紀に歩むべき道を指し示してくれる。
目次
東西相触れて
世界は今何時か
大国と小国
亡国の悲哀
北方の人
スコットランド人の特性
カーライルに負うもの
カーライルの生家
昔ながらに残る衆議政体
勤勉と節約の国〔ほか〕
著者等紹介
新渡戸稲造[ニトベイナゾウ]
1862年盛岡に生まれる。札幌農学校卒業後、アメリカ、ドイツで学ぶ。東京帝大教授、東京女子大初代学長などを歴任。1919~1926年国際連盟事務次長として国際平和に尽くす。1926年貴族院議員となる。1933年カナダのビクトリア市にて死去
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