内容説明
「誰のために生きているのか、母さん…」アルツハイマー病になった母に注がれる、切なくて哀しくて優しい詩たち。
目次
第1章 母が、(おむつ;パチンコ;母の眼差し ほか)
第2章 父と、(約束;布切れ;領収書 ほか)
第3章 息子は、(母の足をさすりながら;臨終;旨いものを食べると ほか)
著者等紹介
藤川幸之助[フジカワコウノスケ]
詩人・児童文学作家。1962年、熊本県生まれ。小学校の教師を経て、詩作・文筆活動に専念。認知症の母親に寄り添いながら、命や認知症を題材に作品をつくり続ける。2000年に、認知症の母について綴った詩集『マザー』(ポプラ社、2008年改題『手をつないで見上げた空は』)を出版。現在、認知症の啓発などのため、全国各地で講演活動を行っている。長崎市在住
松尾たいこ[マツオタイコ]
アーティスト・イラストレーター。広島県生まれ。セツモードセミナーなどで絵を学んだ後、フリーのイラストレーターになる。1998年、第16回ザ・チョイス年度賞鈴木成一賞受賞。現在、絵本や装画を手がける他、広告、CDジャケット、ファッションブランド、ミュージアムショップなどに作品を提供し、幅広い分野で活躍している。東京都在住
谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
詩人。1931年、東京都生まれ。1952年、「文学界」に詩を発表して注目を集め、同年、詩集『二十億光年の孤独』(創元社)でデビュー。以後、詩作をはじめ、エッセイや歌詞、脚本、絵本など幅広く活動を展開する。「月火水木金土日のうた」や「鉄腕アトム」の主題歌などの作詞家としても知られている。翻訳も多数手がけ、『マザーグースのうた』(草思社)では日本翻訳文化賞を受賞。東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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