内容説明
資質・能力の三つの柱で単元配列表を描き、深い学びを実現する。なるほど納得!カリキュラム・マネジメントはじめの一歩。
目次
00 カリキュラム・マネジメントを考えるその前に
01 カリキュラム・マネジメントって何ですか?
02 カリキュラム・デザインって何?
03 グランド・デザインの描き方
04 単元配列表のつくり方
05 単元を構成し、単元計画を作成する
06 生活科と総合的な学習の時間を中核に
07 スタートカリキュラムに注目!
08 カリキュラム・マネジメントと評価
著者等紹介
田村学[タムラマナブ]
國學院大學人間開発学部初等教育学科教授。新潟県出身。新潟大学卒業後、新潟県公立小学校教諭、上越教育大学附属小学校教諭、新潟県柏崎市教育委員会指導主事、文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官・国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部教育課程調査官を経て、2015年4月より文部科学省初等中等教育局視学官。2017年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
21
教育書。宿題として読んだ。要は、国語だけを教えればいい、算数だけを教えればいいではなく、教科を関連づけて教えろよってことかな。その中核となるのが、総合。さらさらーっと、斜め読み。2021/05/17
UP
4
田村学先生の著書は年々ご自身の言葉が増え、他の学指の方向性解説本より現場教員に伝えようとする思いを感じる。上智の奈須先生の研究者視点が多い書籍と合わせるとより「深く学べる」はず。本書はイマイチ具体的なイメージが持ちにくいカリマネを徹底的に要素に分解して語り直し、現場の改革を支援してくれる。単元配列表の発想は学習者視点でカリキュラムを捉え直すのに必須かも。社会に開かれた教育課程、主体的・対話的で深い学び、についてもどう実現するかのヒントがある。一通り読んでこの本を読んだから、というのもあるのか期待以上。2019/10/25
ひびきパパ
3
⭐️⭐️⭐️2019/11/01
南拓
2
子どもたちが主体的な学びとなるように、カリキュラムマネジメントは重要な取り組みである。勤務している学校では、その意識が薄いというのが実態かもしれない。各教科が横断的につながることによって、子供たちの資質能力をより良く育成する。何とか現状に一石を投じたい。2022/02/13
松村 英治
2
グランドデザイン→単元配列表→単元計画…ここまでと、実際の授業の間に大きな切れ目がある気がしている。単元配列表を作ることで、具体の授業がどう変わるのか、ここを4月から実践してみたい。2019/03/18