出版社内容情報
本書は、電子工学の基礎からダイオードとトランジスタの基本特性、トランジスタ回路の基本と基本的な設計法、半導体デバイスとして代表的な半導体センサを、例題や実験例を用いて優しく解説します。電子工学、トランジスタ、半導体センサを広く浅く学ぶことにより、半導体全般について理解を深めることができます。前半は例題を多く用い、後半は実際の実験例を用いて説明しています。特に、半導体デバイスについては、手元に実験装置があり実際に実験しているような感覚で学ぶことができます。
目次
第1章 半導体と結晶
第2章 真性半導体と不純物半導体
第3章 pn接合
第4章 接合トランジスタ
第5章 ダイオードとトランジスタの電圧―電流特性
第6章 トランジスタ増幅回路
第7章 トランジスタ増幅回路の回路定数決定と動作実験
第8章 トランジスタのパラメータと等価回路
第9章 その他の半導体デバイス
付録
著者等紹介
臼田昭司[ウスダショウジ]
1975年北海道大学大学院工学研究科修了、工学博士。東京芝浦電気(株)(現・東芝)などで研究開発に従事。1994年大阪府立工業高等専門学校総合工学システム学科・専攻科教授。2008年大阪府立工業高等専門学校地域連携テクノセター・産学交流室長、華東理工大学(上海)客員教授、山東大学(中国山東省)客員教授、ベトナム・ホーチミン工科大学客員教授。2013年大阪電気通信大学客員教授&客員研究員、立命館大学理工学部兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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