出版社内容情報
ゲームの基本にある「ルール」に焦点を当てた、ゲームデザインの入門書。 お手本のない、オリジナルのゲーム作り。そこには、無数に思える選択肢があります。ゲーム作りは、どのように進めれば良いのでしょうか。本書では「アルゴリズム」「ルールの組み替え」「対称性」「自由と制約」という切り口のもと基礎事項から徹底解説。実在するシンプルかつ少し風変わりな例を用い、試行錯誤と決断の過程、考え方をたどりながら、ゲームを司るしくみを探ります。こんなゲームを作りたい!と思ったそのとき、ひらめきを形にするための秘訣が満載です。
内容説明
とことん「ゲームのルール」を考える。実戦に効くゲームデザインの手法と考え方。
目次
第1章 ゲームデザインを行う前に(本書では扱わない内容;本書で扱う内容 ほか)
第2章 アルゴリズムからゲームを作る(アルゴリズムとは何か;ルールとアルゴリズム ほか)
第3章 ルールを組み替えてゲームを作る(足して作るか、引いて作るか;組み合わさる要素 ほか)
第4章 対人ゲームから一人用ゲームを作る(スポーツと対称性;コンピュータゲームと対称性 ほか)
第5章 自由と制約の関係を考える(分解されたルールが作るもの;『パネキット』の内容 ほか)
著者等紹介
渡辺訓章[ワタナベクニアキ]
80年代のマイコンブームに乗せられてゲームを作り始め、そのまま飽きずに現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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