家族評価―ボーエンによる家族探究の旅

家族評価―ボーエンによる家族探究の旅

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  • サイズ A5判/ページ数 417p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784772406840
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C3011

内容説明

本書は、ボーエンの「家族システムズ論」を弟子のカーがボーエンの助言を受けながら詳細に解説したものである。自然システム論から説き起こし、ボーエン理論の核心となる「情動システム」「個体性と一体性」「自己分化」「慢性不安」「三角形」などの重要な概念を克明に検証した上で、家族の情動過程のメカニズムと臨床症状が世代を超えてどのように形成されるかを、簡潔な事例と多くの家族図を用いて解き明かしている。そして治療の基礎となる家族評価において、どのような情報を探究し、どのように解釈するかが具体的に詳述される。

目次

第1章 自然システム論に向けて
第2章 情動システム
第3章 個体性と一体性
第4章 自己分化
第5章 慢性不安
第6章 三角形
第7章 核家族の情動システム
第8章 複世代の情動過程
第9章 症状形成
第10章 家族評価
エピローグ 科学への探究の旅

著者等紹介

藤縄昭[フジナワアキラ]
甲南女子大学

福山和女[フクヤマカズメ]
ルーテル学院大学社会福祉学科

対馬節子[ツシマセツコ]
静岡県立大学短期大学部社会福祉学科

万歳芙美子[マンザイフミコ]
小児療育相談センター

荻野ひろみ[オギノヒロミ]
荻野クリニック
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