出版社内容情報
サンゴ礁と人のかかわりを研究する著者のフィールド研究成果。サンゴ礁研究略史および民俗分類と民俗語彙も収録。
1サンゴ礁の漁場と漁
2多様な網漁
3地名に埋め込まれた漁場知識
4地形・生物・漁労
5正保国絵図に描写されたサンゴ礁と港
6明治期水路誌にみる奄美の海岸地名とサンゴ礁
7南島歌謡に謡われたサンゴ礁地形と海洋生物
8田中一村絵画にみる亜熱帯植物と熱帯魚
9ヘタ/ピザ考
10サンゴ礁地形をめぐる民俗分類の地域差
11サンゴ礁と人研究略史12サンゴ礁漁場の民俗語彙
渡久地 健[トグチ ケン]
内容説明
人間にとってサンゴ礁とは何か?漁師の海、国絵図・航海記に描かれたサンゴ礁、歌謡のなかの海洋生物、田中一村の熱帯魚…地理学の自然認識論。漁場語彙390語を収録!
目次
1 生きられる海(サンゴ礁の漁場と漁―奄美大島大和村;多様な網漁―本部町備瀬;地名に埋め込まれた漁場知識―南城市知念;地形・生物・漁撈―「カタマ」という微地形をめぐって)
2 描かれた自然(正保国絵図に描写されたサンゴ礁と港;明治期水路誌にみる奄美の海岸地名とサンゴ礁;南島歌謡に謡われたサンゴ礁地形と海洋生物;田中一村絵画にみる亜熱帯植物と熱帯魚)
3 民俗分類と民俗語彙(ヘタ/ピザ考―地名をして語らしめよ;サンゴ礁地形をめぐる民俗分類の地域差;奄美・沖縄「サンゴ礁と人」研究略史;サンゴ礁漁場の民俗語彙)
著者等紹介
渡久地健[トグチケン]
1953年沖縄県生まれ、1982年筑波大学大学院環境科学研究科修士課程修了。(財)沖縄協会を経て、2011年琉球大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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