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インターネットにおける言語と文化受容

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  • サイズ A5判/ページ数 170p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784757101739
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C3030

内容説明

言語帝国主義は本当にやってくるのか?グローバリゼーションとは裏腹に、多様な言語と文化を担保するツールとして機能するネットは、世界をハワイのような自文化とグローバリゼーションのバランスの取れた場所へと導く。インターネットと文化、言語の関係を探る本格的研究書。

目次

序章 インターネットにおける文化と言語
第1章 情報社会の多言語主義のための理論的枠組み
第2章 ペルーにおけるインターネットと言語・文化
第3章 グローバリゼーションに対抗する自前主義―タイの低価格PC
第4章 カナダから見る情報社会の多言語・多文化主義
第5章 チュニジアの情報化―アラブ辺境からみた情報社会
第6章 中国のIT文化―独自の発展への可能性
第7章 欧州情報化の文化的断絶―統合のパラドックス
第8章 文化とパワー―世界はハワイ化するのか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

suica

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英語を基礎言語とするインターネットの普及に押されて利用者の少ない少数言語や文化が淘汰されるかもしれないという危機感はあったけどあんまり心配しなくて良さそう。これまでずっと多文化多言語でやってきた世界を、インターネットが出来たからといって一つの言語に統一しなければならない理由なんてないし、むしろ少数言語・文化を存続させようという作用が働くのは当然だよね。GoogleやMicrosoftみたいな技術側も多文化の継承に協力的みたいだし。2013/10/16

ピリカ・ラザンギ

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三人のレポートをまとめた形。すでにデータは古くなっていると思います。イスラム社会などの記述が面白い。ナショナリズムの克服などに言及するのはちょっと危険?w2009/02/11

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