内容説明
アメリカで取り組まれているDV再発防止や予防のためのプログラムの実際を調査レポートした本書では、どのような支援が被害者・加害者・子どもたちそれぞれに行われているのかが具体的にまとめられており、わが国で模索されているDV施策や自治体の計画に貴重な示唆を与えるものとなっている。この瞬間にも救いを求めている人がいることを、私たちは忘れてはならない。
目次
序章 アメリカ調査の動機
第1章 アメリカのDV問題取り組みの歴史
第2章 アメリカのDVプログラムの変遷
第3章 全米14機関のDVプログラム調査レポート―調査の方法と運営団体
第4章 DV被害者のためのプログラム調査レポート
第5章 DV加害者のためのプログラム調査レポート
第6章 DV被害者の子どものためのプログラム調査レポート
第7章 DV予防プログラム調査レポート
第8章 日本のDV予防・再発防止プログラムのために
著者等紹介
山口佐和子[ヤマグチサワコ]
愛知県名古屋市に生まれる。南山大学外国語学部英米科卒業、愛知県立大学大学院国際文化研究科修士課程英米専攻修了、金城学院大学大学院文学研究科博士後期課程社会学専攻修了、博士(社会学)。現在、愛知県立大学、愛知淑徳大学、金城学院大学、聖隷クリストファー大学、中京大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。