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出版社内容情報
メガネや本といった日用品から、船舶や路面電車のようなみんなが使う大きなものまで。スペシャリストによるモノの再生、裏話。
内容説明
大事に使えば、ちゃんと壊れる。日常品から文化財まで、モノの再生にかかわるスペシャリストたち。
目次
第1章 実用品―大事に使えばちゃんと壊れる(書籍;メガネ ほか)
第2章 伝統の技―時間を超えて生きている(刀剣の研ぎ直し;仏像 ほか)
第3章 みんなが使う大きなもの―安全のために快適のために(神社;赤レンガ建築 ほか)
第4章 レアモノと愛用品―この世にひとつの大切なもの(ライター;カメラ ほか)
第5章 変わったモノ―こんなふうに再生します(競輪用フレーム;おもちゃ ほか)
著者等紹介
足立紀尚[アダチノリヒサ]
1965年生まれ。明治大学文学部卒業。毎日新聞記者、高校教師などをへてノンフィクション・ライターに。経済、農業、医療などの幅広いテーマで執筆
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tom
10
こんなものを修理しますというカタログ本。修理のプロの職人技を見せてくれるのかと期待したのだけど、かなり安めの記述ばかり。ということで、私にとっては残念本。取材を受けた人にとっても、たいして楽しくない取材体験ではなかったかと思った次第。2017/04/27
NDS
9
身近なものから、なかなかお目にかかれないものまで、色々な物の「修理」に焦点をあてた本。使わなくなったら捨てる姿勢が主の現代において、あえて修理することの意義を考えさせられる。また、修理をするということは中身の構造もさらけ出すという事で、その構造の説明も面白みがあった。 ものによっては、新品を買った方が安い場合もあろうが、それでも修理を出すのは、それ相応の理由もあるのだろう。私も、いつまでも修理しても使い続けたい者を身につけていたい。2018/07/15
へんかんへん
6
修理は愛情表現だよなぁ2017/03/06
上里和音
2
モノを大事にする心を思い出させてくれる。 進路指導相談室とかにも置いてほしい。2017/06/12
de sang-froid
2
日本製品を買ってよかったと思えるのが、この”修理”に出せるとき。車や電化製品だけでなく、靴・屋根・パイプオルガン・刀他様々な職人による仕事ぶりを白黒ではあるが写真入りで垣間見ることが出来る。こうした地道なサービスが堅実にこなされている所に「仕事」を感じる。2009/07/23