出版社内容情報
元気な小学生・かのこちゃんと優雅な猫・マドレーヌ夫人。その毎日は、思いがけない出来事の連続で、不思議や驚きに充ち満ちている。
内容説明
かのこちゃんは小学一年生の元気な女の子。マドレーヌ夫人は外国語を話す優雅な猫。その毎日は、思いがけない出来事の連続で、不思議や驚きに充ち満ちている。
著者等紹介
万城目学[マキメマナブ]
1976年大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。2006年、第4回ボイルドエッグズ新人賞を受賞した『鴨川ホルモー』でデビュー。二作目『鹿男あをによし』は第137回直木賞候補、『プリンセス・トヨトミ』は第141回直木賞候補に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kishikan
497
これはね、不思議ですよ。評価は分かれるでしょうが、僕は非常に気に入ってます。少なくとも「プリンセス・トヨトミ」よりるかに好きですね。かのこちゃんは、小学一年生。鹿の言葉が分かる?お父さんとお母さん、そして年老いた犬の玄三郎と一緒に暮らしている。そこにふらりとやってきた不思議な力を持つアカトラのメス猫。玄三郎といつも寄り添っているからマドレーヌと名付けた。かのこちゃんの家族、学校生活、そして近所や地域の猫たち、不思議で、可愛くて、そしてちょっぴり切ない物語。これは、ホルモー以上の驚き!万城目はやはりすごい。2010/01/31
hiro
479
ホルモー、鹿男、トヨトミに比べると、関西から離れ?、内容(ホラ)も少し地味であるが、このような万城目ワールドもあるのだと知った作品だった。動物、子供、死、別れと泣ける要素がふんだんに盛り込まれていたが、それがくどくなく、さすがに直木賞候補になった作品だ。かのこちゃんのお父さんは鹿と話ができるということは、鹿男なのだろうか。やはり万城目ワールドはそれぞれの作品がどこかつながっているのだろうか。2011/05/07
takaC
399
素敵なお話だなぁ。コドモだけでなく大人でも普通に楽しめますね。2010/05/22
たー
386
読み終わったときに、何だか暖かな気持ちになれる本です。私が小一の女の子を持つ猫好きということもあるかもしれませんが。2010/08/29
ミナコ@灯れ松明の火
301
玄三郎という名前の犬を夫に持つ、マドレーヌという名前の猫。小学1年生のかのこちゃん。鹿の言葉が分かる(あの人!?)お父さん。いつも通りファンタジーな設定なのに、とてもリアル。出会いと別れという避けられないとても大切な事柄を優しく前向きに描いてくれていて、切なくて泣きそうになりながらもほっとした。小さな女の子の好奇心は、目に映る世界をあんなにもきらきら光らせていたんだな、と遠い昔に見たかもしれない風景を思い出せた気も。その土地の歴史がストーリーに絡んでこない、万城目さんの新たな一歩。とても面白かったです!2011/05/30




