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ビジネスマン「うつ」からの脱出

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  • サイズ B6判/ページ数 196p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784422112862
  • NDC分類 916
  • Cコード C0011

出版社内容情報

【解説】
ある中年ビジネスマンが、職場の配置転換をきっかけに「うつ」にかかる。妻に助けられて医師を訪れ、診断書をもらい、会社の上司に報告し、療養休暇の手続きをするなど、具体的な対処を書き、何を悩み、何に救われ、どうやって「うつ」から脱出したかを紹介。「こころの風邪」ともいわれるほど、かかりやすい「うつ」だが、扱いをまちがうと自殺に至る。本書は患者側から、会社とのやりとりなども含めて書かれていて参考になる。序文は大原健士郎先生。

目次

第1部 発病から会社復帰まで(休職へ(四月二四日)
転勤から「うつ」で倒れるまで(三月二〇日~四月二三日)
極悪期(四月二四日~五月九日)
回復へのきっかけ(五月九日) ほか)
第2部 「うつ」を振り返って(はじめに;ビジネスマンの、「うつ」とのつき合い方;会社との関係;家族、上司、同僚について ほか)

著者等紹介

楠木新[クスノキアラタ]
昭和29年(1954)、神戸市生まれ。大学卒業後、大手企業に勤務し、人事・労務関係を中心に、企画、営業、支社長等を歴任。勤務の傍ら、関西有力私大で非常勤講師を勤めるとともに、NPO団体で医療に関する電話相談のボランティアにも参加。47歳の時に関連会社から本部機構に転勤してまもなく「うつ」症状になり、約2カ月間休職。その後、平社員として復職、1年足らずで役職に復帰。今後の夢は、「うつ」を経験したことも活かしながら、キャリアカウンセラーとして、ビジネスマンの顔つきが良くなることに貢献すること。また、中高年ビジネスマンを聞き手としたラジオ番組をプロデュースして、パーソナリティになる夢も実現したいと考えている。平成15年(2003)2月、初級産業カウンセラー、心理相談員資格取得
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

onsenwdr

0
著者はうつ病発症から約2か月で完全復帰できたのですね。普通もっとかかると思ったけれど、、いずれにしろ元気になるまでは会社を辞めるような重要な決断は絶対にしないことが重要かも、。2017/11/04

コウトク

0
楠木新さんのうつ体験記。会社の人事系の本をよく書いている作者がうつ経験者とは意外に思った。ビジネスマンに特化したうつの本はなかなかないと思う。2003年刊行と少し古いがとても貴重。うつ状態での休職中でも非常に行動的。凄いと思う。立派な人はうつになってもタダでは起き上がらない。人生の目標など共感できる部分が非常に多い。大変刺激を受けさせてもらった。この本と出会えてよかった。その後のいろいろな著作を読んでみようと思った。2020/09/24

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