出版社内容情報
【解説】
話題のPNI（精神神経免疫学）を紹介，心が体に与える影響を科学的に解明。瞑想，自律訓練法等のトレーニングの効用について検討し，今後の全人的医療について述べた。
内容説明
本書は、感情や心構えが、健康と風邪からがんにいたるあらゆる病気にどのような影響を与えるのかを科学的に立証した労作である。精神神経免疫学の挑戦。
目次
１章 医の原点へのタイムトラベル
２章 ゆらぎない防御システム―免疫系
３章 脳と免疫系のハーモニー
４章 石神博士のメッセージ
５章 ストレスに負けないこころ
６章 自らに襲いかかる免疫系―自己免疫疾患
７章 混乱する免疫系―花粉症からエイズまで
８章 がん性格の発見
９章 「内なる治癒力」の探究
１０章 ニューメディスンと「希望の生物学」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カタギリ
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精神神経免疫学の本。免疫細胞と脳が相互作用の関係があり、心の健康と体の健康が互いに影響を与えていることを解説しています。病院はもっとリラックスできる場であるべきという意見が良かったです。リラクセーション法がサラッとまとまっていて、参考になりました。2016/05/01
Mayumi O
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専門的なことが多いから、医療者向けかな？動物実験を当たり前のように書いてあることに、抵抗を感じてしまうな。仕方がないのだけれど、やるせないな。内容的には、面白い。2012/02/17
