内容説明
あいうえ「お」のつく、おおかみくんが、こうもりとけんだましたり、もぐらとまりつきしたり…。五十音の各行が詩や絵の中にかくれてるよ。さがしてみてね。
著者等紹介
くどうなおこ[クドウナオコ]
工藤直子。1935年生まれ。詩人、童話作家。子どもの感覚や心、生きものたちの気配などを、詩やお話に書き続けている。産経児童出版文化賞、芸術選奨文部大臣新人賞、巖谷小波文芸賞などを受賞
ほてはまたかし[ホテハマタカシ]
保手浜孝。1951年兵庫県生まれ。大学卒業後、伊丹市の中学校と小学校で、美術・図工の教師を勤める。1982年、絵が描きたくて山口県に転居。以来、油絵や版画を制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
21
五十音を織り込んだ言葉遊びです。 かなり無理も感じるのですが、そこが参加意識を呼び起こすポイントかもしれません。 どの場面にも登場するおおかみさん、お疲れ様でした。 子どもたちと言葉遊びを楽しむ導入に使いたいと思います。2020/08/06
遠い日
14
あいうえお五十音の頭取りで、お話が進む。おおかみくん、大活躍。その行ごとに遊びが違って、おおかみくんはたくさんの遊びを楽しむ。出会いあり、練習あり、失敗あり、いろんなシーンが目白押し。ほてはまたかしさんの版画がとてもいい味わい。「ん」もある、濁音の行もある充実のあいうえお。2015/08/12
anne@灯れ松明の火
9
詩人の工藤直子さんの絵本。「あいうえお」絵本はよくあるけれど、ここまでこだわっているのは、ちょっとない気がした。「あかさたなはまやらわん」で終わらず、濁音半濁音などまで。そして、文章を囲む額縁の絵も、その行の文字をいっぱい使ったお話仕立てになっている(うまく表現できない~(>_<))絵も大胆で、楽しくなるタッチ♪2011/05/29
Kaz
7
くどう&ほてはまコンビの絵本は、のはらうたシリーズに続いて2作品目。本編もさることながら、おまけのようについている、周りの絵がお気に入り。童心に戻って楽しめる絵本でした。幼稚園~低学年、もしくは80歳以上の高齢者向き。2014/07/16
くぅ
6
息子に読んでもらいました。強引に言葉を割り振ってるものもあるなぁと思いましたが、読むトレーニングにはいいかもね。(5歳0ヶ月)2022/05/27