近代・東北アイヌの残影を追って

個数:
  • ポイントキャンペーン

近代・東北アイヌの残影を追って

  • 筒井 功【著】
  • 価格 ¥2,915(本体¥2,650)
  • 河出書房新社(2023/08発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 52pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月29日 14時41分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 220p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309228969
  • NDC分類 212
  • Cコード C0021

内容説明

東北地方の北部に暮らしていたアイヌは、いつの頃にか、北海道に渡るか、その地で同化したかと思われる。近代に入って、かれらの集住の地はまったくなくなったのか。いや、そうではない。到る処に細々と、しかし確実に、その痕跡は残っている。そのよすがを訪ね、アイヌ世界の南限の画定を補強する。

目次

第1章 岩手県二戸市の「アイヌ村」
第2章 その人びとは本当にアイヌであったか
第3章 青森県・津軽海峡沿いのアイヌ村
第4章 岩手県三陸海岸に沿って
第5章 北上山地での聞取りと記録から
第6章 秋田マタギはアイヌ人の末裔である
第7章 南限線の周辺―とくに宮城県北部の場合

著者等紹介

筒井功[ツツイイサオ]
1944年、高知市生まれ。民俗研究者。元・共同通信社記者。第20回旅の文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

onepei

3
地名など安易な結びつけには批判的。2023/10/09

@yuc

3
東北南部のほうまでアイヌ人が暮らしていた名残があるとは!マタギとアイヌの関係性にも驚きです。ゴールデンカムイのゲンジロちゃんがインカラマッと結婚したのも何かDNA的なところでお互いに通じるものがあったのかなと妄想。2023/09/09

panda

1
東北には古くは蝦夷が住んでいたが、蝦夷がアイヌと同じかは永らく見解が分かれている。民族は、数百年経てば人種が全く入れ替わることもあるわけで、自らの民族をどう自認しているかで判断せざるを得ないのだろう。アイヌを祖とする人がいたとしても、自らの系譜を忘れ、和人と同化していったのだろう。本書にある、アイヌがある時期南下して北東北に住んできたこと、近代まで自らをアイヌであると自認した人々が暮らしていたこと、は北東北の歴史を再認識する大切な事実ではないか。あれだけ沢山のアイヌ語の地名が残る理由の説明がつくだろう。2023/10/30

ケンスサイ

0
熊谷達也さんのマタギ関係の本、カムイ話などを思い出した。この本を先に読んでいたら同氏の小説はさらに面白かったであろう。2023/09/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21394227
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。