内容説明
何らかの意味で楽しみを目的とする旅行を意味する観光は、国際的にも国内的にもますます盛んになっている。現在では観光が政府の成長戦略の一翼に位置づけられるなど、その経済的重要性が高まり、企業経営や地域経営の分野で観光経営の在り方に関心が寄せられるようになっており、観光経営人材の育成が喫緊の課題とされる。
目次
観光経営の基礎
観光政策・行政
観光まちづくり
観光行動と観光市場
ICT革命と観光産業
交通産業経営
旅行産業経営
宿泊産業経営
外食産業経営
博物館と美術館
ホテルアセットマネジメント
集客戦略
観光産業の人的資源管理
接遇と顧客満足
ポストモダンと観光
著者等紹介
岡本伸之[オカモトノブユキ]
1941年中国・青島に生まれる。1970年ミシガン州立大学経営大学院修士課程修了。立教大学観光学部教授を経て、帝京大学経済学部観光経営学科教授、立教大学名誉教授。MBA(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nitti
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観光学というジャンルがあることを最近原発関係の別の本で知った。消費者側として興味のあるジャンルだけに内容が頭に入りやすく、また、腑に落ちる点も多々あったように思う。2010年ごろ訪日外国人数が800万程度で日本人海外旅行数の2分の一程度だったことを思うと爆発的に増えたのだとわかる。 観光白書、観光圏整備法、気になるワードもあり、追加で調べてみたい。経営学という本旨であるから、非正規雇用推進に好意的であったりと、手放しに褒めにくいが、全体を通じ興味深い内容だった。 プラド美術館(イギリス)の誤記は・・・w 2019/05/24