機械仕掛けの太陽

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機械仕掛けの太陽

  • 知念 実希人【著】
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  • 文藝春秋(2022/10発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 472p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163916088
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

現役医師として新型コロナを目の当たりにしてきた人気作家が満を持して描く、コロナ禍の医療現場のリアル。

2020年初頭、マスクをして生活することを誰も想像できなかった――
これは未知のウイルスとの戦いに巻き込まれ、〝戦場〟に身を投じた3人の物語。

大学病院の勤務医で、呼吸器内科を専門とする椎名梓。彼女はシングルマザーとして、幼児を育てながら、高齢の母と同居していた。コロナ病棟の担当者として、最前線に立つことになる。

同じ病院の救急部に勤務する20代の女性看護師・硲瑠璃子は、結婚目前の彼氏と同棲中。独身であるがゆえに、コロナ病棟での勤務を命じられる。

そして、70代の開業医・長峰邦昭。町医者として、地元に密着した医療を提供し、息子にはそろそろ引退を考えるように勧められている。しかし、コロナ禍で思い掛けず、高齢で持病もある自身の感染を恐れながらも、現場に立つことを決意する。

あのとき医療の現場では何が起こっていたのか? 3人はそれぞれの立場に苦悩しながら、どのようにコロナ禍を生き抜くのか。

全人類が経験したあの未曾有の災厄の果てに見いだされる希望とは。自らも現役医師として現場に立ち続けたからこそ描き出せた感動の人間ドラマ。

内容説明

これは未知のウイルスとの戦いに巻き込まれ、“戦場”に身を投じた3人の物語―大学病院の勤務医で、シングルマザーの椎名梓。同じ病院に勤務する20代の女性看護師・硲瑠璃子。引退間近の70代の町医者・長峰邦昭。あのとき医療の現場では何が起こっていたのか?自らも現役医師として現場に立ち続けたからこそ描き出せた圧巻の物語。

著者等紹介

知念実希人[チネンミキト]
1978年、沖縄県生まれ。東京都在住。東京慈恵会医科大学卒。2011年、第四回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を「レゾン・デートル」で受賞。12年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー(19年『レゾンデートル』として文庫化)。「天久鷹央」シリーズが人気を博し、15年『仮面病棟』が啓文堂書店文庫大賞を受賞、ベストセラーに。『崩れる脳を抱きしめて』『ひとつむぎの手』『ムゲンのi(上・下)』『硝子の塔の殺人』で、本屋大賞四度ノミネート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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starbro

411
知念 実希人は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 本書は、ノンミステリ、リアル新型コロナウィルス医療小説の感涙作でした。著者が現役医師だからこそ描けた作品だと思います。 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/97841639160882022/11/16

青乃108号

355
2020年1月6日から2022年6月6日までの2年半に渡り、3人の医療従事者をメインに据えて新型コロナとの闘いの日々を描いた物語。物語はフィクションとは言え、背景のコロナを巡る経過描写はついこの間まで日本国民全てが経験してきた事だけに非常にリアルであり、描かれる医療従事者の異常に苛酷な状況は安全圏で読んでいる側にもひしひしと伝わって来て大変に辛かった。あの頃は、もう二度と以前のような日常は還ってこないだろうと誰もが思っていただろう。それが遠い過去の話の様に、戻ってきた日常。闘ってくれた全ての人々に感謝を。2024/04/12

うっちー

308
夏川氏もそうでしたが、医療関係者である作家としては、書かざるを得ない心境だったと思います2022/11/20

まちゃ

283
コロナ禍の時代を記録したコロナ文学の傑作。コロナウイルスとの戦いの最前線で尽力された医療従事者の方々への感謝の念しかありません。ありごとうございました。未知のウイルスとの戦いに身を投じた3人の物語。幼い我が子と離れて、大学病院のコロナ病棟で治療にあたった医師・椎名梓。独身であるがゆえに、コロナ病棟での勤務を命じられた20代の看護師・硲瑠璃子。町医者として地域に密着した医療を提供し続けた70代の開業医・長峰邦昭。2022/12/01

OSOGON15

267
いつもの 医療ミステリーではなく医療ドキュメンタリー的な内容でした。看護師、大学病院の勤務医、個人病院の医師、それぞれの立場の人たちが未知のウィルスと戦った軌跡。未知のウィルスに立ち向かい、病院という戦場で戦った。医療関係者の人たちはウィルスに倒れている人々を全力で救おうとしていた。医療関係者の皆さんの努力には、本当に感謝しかないです。この戦いがまだ終わったわけではないことを改めて自分の肝に銘じたいと思う。2023/03/05

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