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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
14
☆ 霊や妖怪を見ることが出来る静流、見ることは出来ないが霊媒体質の瑞生。田舎に暮らす姉妹が様々なもののけと出会い、成長していく物語。幸せを呼ぶ三本足の蛙、雷とともに空から落ちてくると言われる雷獣、人の心の隙間に吹く良くない風、沢山の命を海に送る磯女など、日常生活の中に重なるように存在する彼岸の世界を描く、ちょっと怖くて不思議な作品です。この雰囲気が好きだな。2016/06/27
書の旅人
9
荒俣先生が絶賛されるだけあって、単なる妖怪漫画と違って面白いです。この世には、見えない世界があり、触れてはならない世界もある。敬う気持ちが信仰を生み、彼方と此方の均衡を保ってきたわけで。それらが薄れた今、此方のなんと乱れてることか…。勝手な持論ですが、見えないものを敬うことは、人を思いやる気持ちを育てている様に思えます。2017/10/24
十六夜(いざよい)
6
"見える"事を望む佐保さんと、見える事で苦労してきた静流。見えない人には見える人の苦労なんて分かりゃしないのだ。三本足のカエルの話は初めて聞いた。机の中からカエルうぞうぞはなかなか気持ち悪い。お姉ちゃんのお姉ちゃんらしい部分がよく出ていた巻だった。2019/11/11
絵具巻
2
文京区立根津図書館で借りました。2017/06/20
しらたま
1
三本足の動物は霊獣なのか。勉強になります/宗像の家は読んでいるこちらも居心地が悪い…わざわざ連れて行かなくてもいいと思うけど相手側は体裁を気にしているみたいだし(母親も口うるさいけどそれは娘のことを一番に考えているからなんだな)人によって大切にしているものが違うことは、こんなにももどかしくて辛い。しかし「嘘をついてる」証拠もないのに嘘つき呼ばわりは良くないな2021/04/03