出版社内容情報
太宰も三島も中上も皆「顰蹙」の人だった?
自らを顰蹙作家と自認する高橋、山田両氏が発見した顰蹙文学の魅力とは? 多彩で偉大で顰蹙なゲストを迎え、文学の真の魅力に迫ります。(ゲスト/瀬戸内寂聴、古井由吉、車谷長吉、中原昌也、島田雅彦)
内容説明
嗚呼、ヒンシュクの人。その名は文士…。
目次
「顰蹙」買えたら、作家は一人前(高橋源一郎;山田詠美)
無視されるより、けなされたい(島田雅彦)
「書く」ことが恥ずかしい(中原昌也)
「世捨て人」になりたかった…(車谷長吉)
「権威」からの逃亡(古井由吉)
長生きすると、顰蹙は「昇華」する(瀬戸内寂聴)
著者等紹介
高橋源一郎[タカハシゲンイチロウ]
1951年広島県生まれ。横浜国立大学経済学部中退。小説家。1981年『さようなら、ギャングたち』で群像新人長篇小説賞優秀作、1988年『優雅で感傷的な日本野球』で三島由紀夫賞、2002年『日本文学盛衰史』で伊藤整文学賞を受賞
山田詠美[ヤマダエイミ]
1959年東京都生まれ。明治大学文学部日本文学科中退。小説家。1985年『ベッドタイムアイズ』で文藝賞、1987年『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞、1989年『風葬の教室』で平林たい子文学賞、1991年『トラッシュ』で女流文学賞、1996年『アニマル・ロジック』で泉鏡花文学賞、2001年『A2Z』で読売文学賞、2005年『風味絶佳』で谷崎潤一郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yusuke Oga
山田太郎
三柴ゆよし
びっぐすとん
savasava