講談社現代新書
音楽のヨーロッパ史

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061494992
  • NDC分類 762.3
  • Cコード C0222

内容説明

神を讃えるラッパ。声の魔力。戦場の太鼓。国歌の誕生。人心を癒し、時代を動かす力であった音楽を通して、歴史を読みなおす。

目次

1章 古代の支配する音
2章 天使の奏楽
3章 凱旋と祝祭
4章 音の宗教改革
5章 戦争と音楽
6章 国歌と国家

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鵜殿篤

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【要約】書影の帯には「のだめカンタービレでクラシックにハマった人へ」などと書いてあるけれど、そういう人を確実に落胆させ、憤慨させる本。クラシック中心の音楽史を完全否定。帯のコピーを作った人は、内容をしっかり読まずに目次だけ見て適当に作ったか、軽薄な流行に乗せられる人々を意図的に騙して「ざまあみろ」とほくそ笑んでいるか、どちらか。2017/06/04

陽香

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講談社、000420

サアベドラ

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ヨーロッパの各時代において音楽がどのように、そして何に作用してきたかを平易に語った本。ときには市民社会の一体化に、また時にはキリスト教布教の一環に、さらには宗教的・政治的な反体制所信表明に、国民意識の鼓舞に、軍の行進に、などなど。高校の音楽の教科書ではわからない、政治史、軍事史に絡み合ったもうひとつの音楽史。ただちょっと話の底が浅かったか。見ようによっては「高校レベルの西洋史+それにちなむ音楽の紹介」なだけになっているようにも。2006/05/09

Riko

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図書館で借りた2009/06/28

totssan

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 ヨーロッパ史なので止むを得ないが、カタカナ語のオンパレードで、とにかく知識と史実がマシンガンのように撃ち込まれてくる印象。ロマン派くらいになり予備知識があってやっとこさっとこついていけるくらい。新書一冊で記せる対象ではないかもしれないが、ハードな本だった。その割にあまり読後の充実感がない。もったいない気が少しした。100~200年単位でのんびり数分冊で説明するくらいの内容なのかもしれない。2019/12/04

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