岩波新書<br> 町を住みこなす―超高齢社会の居場所づくり

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岩波新書
町を住みこなす―超高齢社会の居場所づくり

  • 大月 敏雄【著】
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  • 岩波書店(2017/07発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 241p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004316718
  • NDC分類 365.3
  • Cコード C0252

出版社内容情報

「ゲノム編集」とは何なのか。何が問題で、何が問題ではないのか。狙った遺伝子を痕跡残さず改変できる技術が生命のありようを変えることが許されるのはどこまでか。農業・医療におけるその可能性と課題をあぶり出す。

内容説明

人口減少社会における居住は、個人にも、地域にも、社会にも今や大問題。人びとが住まいに求めるものは、プライバシーであったり、近所づきあいだったり、長い人生のステージに合わせて、さまざまに変遷していくことに注目。懐の深い、居場所づくりのユニークな事例を多数紹介し、これからの住まいのあり方を考える。

目次

第1章 時間―人生のスパンで住宅を考える(町が住みこなせない;町の生態学;町の機能の多様化)
第2章 家族―十家族十色の暮らし方(住まい方は家族それぞれ;近居の力;町の多様性が近居を可能にする)
第3章 引越し―「Gターン」がつくる生活の薬箱(住み替えとゆるい定住;同じ町の中で移り住むこと―Gターン;町が「地元」になること)
第4章 居場所―町のあちこちに主感のある場を(仮設住宅から学ぶ;遠くの親戚よりも近くの他人;「町の居場所」はどこに?)
第5章 町を居場所にするために―居場所で住まいと町をつなぐ(超高齢社会に求められる町とは;時間―町をゆっくりと成長させる;家族―多様な住宅を混ぜる;引越し―町の住宅双六を;居場所―近隣に頼るきっかけの場づくり)

著者等紹介

大月敏雄[オオツキトシオ]
1967年福岡県生まれ。東京大学大学院工学系研究科建築学専攻教授。東京大学工学部建築学科卒業、同大学大学院博士課程単位取得退学。博士(工学)。横浜国立大学工学部建設学科助手、東京理科大学工学部建築学科准教授を経て現職。専門は、建築計画、住宅地計画、ハウジング、住宅政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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佐島楓

59
「近居」という生活スタイルと、災害後の仮設住宅についての提言がメイン。お仕着せの住宅モデルがあっても、やがて住民は自らの暮らしをよりよくするために町を住みこなしていく。その流動性、多様性にこそこれからの生活のヒントがあるのだと思う。2017/08/03

壱萬弐仟縁

37
明日更新できないので、ここで。まちづくりは、民の立場、ただ漫然と消費者として日常生活を送っているのではなく、意識的に、能動的にまち課題を発見し、解いていく立場の人びとによって使われることが多い。1970年代に公害、日照権問題など日本の地域づくりの民主化運動が展開した際に一般化(ⅷ頁)。団地内での住み替え:Gターン=同一町丁目内での引越し(1984年開発、129頁図3-4)。広義のGターン=団地全体、近隣地域も含めたゆるい定住のための引越し(133頁)。 2017/12/09

雲をみるひと

30
住居の変遷を部屋の間取りや使い方、および住み替えや引越しを中心に論じたもの。どちらかと言えば設計的な観点と社会学的な観点から論じられており政策論が多い本テーマにおいてあまり見たことのない切り口で参考になった。作者の災害復興住宅などに対する提言は納得感がある。2021/09/20

モリー

14
著者は「町における多様性の獲得」とその延長としての「町の持続性の獲得」を説く。その鍵として先ずは、「近居」という現象が取り上げられる。「近居」とは、家族の構成員たちが、近くに住みながら、地域で離散的に暮らす事と定義される。例えば、子育て中の子供世帯の近所に親世帯が住むこと。そして、このプライベートな行為が町の多様性と持続性に貢献している事を明らかにする。また、「老若男女がどんな家族形態であるときにも住めるような、地域循環居住が可能な状況の中ではじめて、持続性をもって町が住みこなされ」ると説く。説得力有り。2018/07/15

kenitirokikuti

10
昭和の住居感っていうと、サザエさんの磯野家や、まる子宅、くれよんしんちゃんの野原家みたいな一戸建てが一つの典型だと思う。それが超高齢化社会との齟齬がどう深まっていったかが概観できる▲日本には中古住宅市場がないということが具体的にどういうことなのか、説明されている。転職と昇給がセットであり、それには転居も伴う、上物にも価値があるのだ。日本の住まいは価値がないので、古くなるとボロボロだ。住宅が相続税対策で建てられることが多く、ハウジングから程遠い。2017/10/17

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