竹書房文庫
呪われ屋―橘心霊相談所へようこそ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 311p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812498453
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

“呪われ屋”とは、依頼者にかけられた呪いを自分の身に引き受け、能力を持つ者のことをいう。いわくつきのビルにある橘心霊相談所。所員は、所長で“呪われ屋”の橘司、助手の沢渡夏樹、そして司を呪い殺そうとしている生き人形のミザリー。彼らのもとを訪れる客たちはみな、呪い絡みの事件に巻き込まれた人間だ。ある日、橘心霊相談所を津神建設の社長令嬢、鏡子が訪れる。彼女の依頼は姉にかけられた呪いを解いてほしいというものだったが、その裏には意外な真相が…。“呪われ屋”橘司が、相棒(?)の毒舌アンティークドールのミザリーと共に呪いと謎を解く、ホラーミステリ!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

miroku

22
呪詛を我が身に引き受ける呪われ屋。祓い屋とはひと味違う設定が面白い。2019/01/25

ネムコ

19
思ったより大ネタだった。晴明vs道満でも、ここまで大事にはならないゾ!ってくらい。シリーズの第一作はネタてんこ盛りになってしまうことが多いけれど、次回以降、飛ばなきゃならないハードルが上がりすぎなきゃ良いのですが。優男なのに意外に根性の人・司所長と、呪いの生き人形ながら割と素直な(わかりやすい)性格のミザリー、そして助手の夏樹クン。三人の次のお話が楽しみです。ところで日本語を話すミザリーだけど、英語や仏語も話せるのかな?2014/01/27

アカウント移行してます

17
ワカマツ様のイラスト&タイトルが気になり購入。面白かったです!呪いの生き人形ミザリーがとても可愛い。呪われ屋VS呪殺屋の戦いはまだまだ続きそうなので続編出るかな?2014/04/28

☆kubo

12
思ったより面白かった。ミザリーのキャラが良い。途中から段々話が大きくなって帝都物語みたい(笑)だけど、スーサイドバーズの仕掛けがあっさりと説明で流された感があるかな。2014/07/29

紅羽

11
呪いを受けた依頼者の呪いを肩代わりする呪われ屋。最初は以前交際していた相手が姉を呪っているという小さな事件かと思いきや、その背後には主人公の因縁の宿敵、呪殺師が絡んでいて事態は世界全体が呪われるかという大事に発展。肩代わりした呪いを受け、満身創痍な司と、毒舌な呪いの人形、ミザリーとのやり取りが絶妙でした。まだ司の姉の真相が明かされてないので続きはあるのかな…。2015/04/28

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