内容説明
アンはとある事情から故郷を去り、いまは家庭教師としてひそやかに暮らしている。教え子たちの親戚であるスマイス‐スミス家の恒例の音楽会で、嫌々ながら代役を務めたアンは、音楽会のあと、初対面のハンサムな男性とキスを交わしてしまう。突然のそのキスは、まるで柔らかな雨が降るような、特別なものだった…。男性の正体は3年ぶりにイギリスに戻ってきた、スマイス‐スミス家の長男でウィンステッド伯爵のダニエルだった。アンにひと目惚れしたダニエルは、早速次の日に従妹たちへの訪問を口実にアンを訪ね、楽しいひと時を過ごすが、アンは過去を思い返し、芽生えつつあるダニエルへの気持ちを断ち切ろうとする。しかし、その日ダニエルが何者かに襲われて…。“ブリジャートン”シリーズのスピンオフ作品、大好評“スマイス‐スミス”シリーズ!
著者等紹介
クイン,ジュリア[クイン,ジュリア] [Quinn,Julia]
ハーバード大学ラドクリフ・カレッジ卒業後すぐにロマンス小説を書き始め、1995年にSplendid(邦題:『すみれの瞳に公爵のキスを』)で作家デビュー。2000年に発表した“ブリジャートン”シリーズの第1作、2作、4作がRITA賞の候補作に選ばれ、人気ヒストリカル・ロマンス作家としての地位を確立。2007年、シリーズ第8作がついに受賞。「ニューヨーク・タイムズ」紙のベストセラー・リストに多数の作品を送りこんでいる。太平洋岸北西部に家族と在住
村山美雪[ムラヤマミユキ]
東京都出身。出版社、外資系商社勤務を経て出版翻訳の道に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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