竹書房文庫<br> THE ARK 失われたノアの方舟〈上〉―タイラー・ロックの冒険〈1〉

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竹書房文庫
THE ARK 失われたノアの方舟〈上〉―タイラー・ロックの冒険〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 374p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784812497951
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

考古学者デイララ・ケナーは、旧友のサムから連絡を受け、彼女の行方不明の父親に関する重大な情報を得たと言われる。発掘現場を早々に引き上げた彼女は、サムと会うべくロサンゼルスに舞い戻った。しかし、ロスの空港で彼が口にしたのは、父自身のことではなく、父がライフワークとして長年探し求めてきた“ノアの方舟”と、それによって莫大な数の人間が死ぬ可能性があるという衝撃の事実だった。そして、タイラー・ロックを探せと言い残して息絶えてしまう。ディララは、元陸軍兵だったタイラーの居場所を突き止め、協力を求める。“ノアの方舟”の謎とは?そして、人類の文明を壊滅させようと企む、カルト集団の計画とは?真相に近づきはじめた2人に残された時間は、たったの7日だった…。

著者等紹介

モリソン,ボイド[モリソン,ボイド] [Morrison,Boyd]
作家、俳優、エンジニア。ジョンソン宇宙センターでNASAの宇宙ステーション計画に携わり、そこで嘔吐彗星(NASAが軽減重力研究計画に使う航空機の愛称。宇宙飛行士の無重力状態訓練に使用される)で飛ぶ機会を得た。バージニア工科大学で工学の博士号を取得後、大学で学んだことを活かし、トムソン/RCA(米のエレクトロニクス企業)で11の特許品を生み出す。以後、マイクロソフトのXbox部門を経て、作家に転向。また、プロの俳優でもあり、複数の映画、CM、舞台劇に参加

阿部清美[アベキヨミ]
翻訳家・通訳・ライター。映画雑誌、ムックなどでも翻訳、執筆を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

145
ノアの方舟の伝承にまつわる物語で上巻は主人公の説明やこの話の経緯などが中心となっています。伏線を説明する場が多く、下巻で話が急展開するのでしょう。楽しみです。私はすぐこのようなものに飛びつきたがる傾向があるので、この作家のものを、ジェームズ・ロリンズに引き続き読みたい感じです。クライブ・カッスラーに何か似ているような気もします。2016/08/21

ゆう

33
旧友のサムからの連絡で彼に会いに行った考古学者のディララ。しかしサムはディララの目の前で突然事切れ、彼女も命を狙われるようになる。彼が残した最後の言葉を頼りにタイラーを見つけ出し協力を仰ぐ。<ノアの方舟>をめぐる謎。残された時間は7日間。ディララが主人公だと思ってたら登場人物紹介をみるとタイラーがトップ。ん?タイトル見ると「タイラー・ロックの冒険」って書いてあるし!しかも①ときた。途中まで気づかなかったじゃないか。インディジョーンズばりのハラハラ感。こういう考古学な冒険物、たまんない。このまま下巻へ。2016/02/14

Panzer Leader

29
主人公は軍人上がりのエンジニアで、美人考古学者、気のいい相棒、主人公たちを狙う謎の組織に、ノアの方舟の伝説が絡むある意味王道の冒険アクション小説。小難しい理論の解説もなくサラサラっと読めてしまう。さあ下巻を早く読まなくっちゃ。2016/07/24

猿吉君

28
タイラーロックシリーズ第1作目、読書メーターで面白本を探して購入しました。感想は下巻に記載します。2020/07/17

absinthe

25
ノアの方舟は、テーマになりやすいのか。本書は最後まで面白い展開だ。ダンブラウン、ロリンズなど競合達の三番煎じ?とも言わるが、absintheは大好き。主人公が軍人上がりで戦いの訓練を受けているのもお約束。ただこういった話は飽きさせずに引き込む力が命だ。本作はそれに成功したと思う。

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