内容説明
栄光の甲子園優勝投手にも、それぞれの人生があった。あのとき、書かれることのなかった物語。
目次
特別寄稿 春夏連覇投手が見た春夏連覇エース―藤浪晋太郎(12年春夏連覇 大阪桐蔭‐阪神)
第1章 大阪桐蔭、栄光の歴史を拓いたクールなエース―和田友貴彦(91年夏優勝 大阪桐蔭‐東洋大‐東芝府中)
第2章 ハンカチ王子とマー君、甲子園から始まったライバル物語―斎藤佑樹(06年夏優勝 早実‐早大‐日本ハム)・田中将大(05年夏優勝 駒大苫小牧‐楽天)
第3章 無冠の闘将と悲運のエースが頂点に立った夏―畠山準(82年夏優勝 池田‐南海 横浜DeNA球団職員)
第4章 「怪物」でありつづけられた理由―吉岡雄二(89年夏優勝 帝京‐巨人 独立リーグ愛媛コーチ)
第5章 琉球トルネードの栄光と苦悩―島袋洋奨(10年春夏連覇 興南‐中大)
第6章 戻らなかった、あの春の快速球―高塚信幸(97年夏優勝 智辯和歌山‐近鉄)
第7章 早世の優勝投手の伝統―石田文樹(84年夏優勝 取手二高‐日本石油‐横浜)
夏の甲子園歴代優勝投手
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ライアン
3
藤浪の誤字は酷すぎるだろうが。世代的に畠山、石田の話は良かったね。高塚、和田も元気そうで何より。和田はセンバツでは10番だったように思うんだけどね2013/08/25
SU
1
茨城出身としては最後の石田文樹さんの話に読み入りました。取手二対PLの決勝戦、 私は小学6年。岩崎夏海さんが書かれていたけど、決勝戦の時間、街には本当に人がいなくて、テレビの取手二対PLを観ていたと記憶しています。本当に懐かしい記憶です。2013/10/22
はたお
0
1980年代、1990年代、2000年代、2010年代の夏のエースがバランス良くチョイスされている。当時の夏の甲子園の記憶と自分の思い出が妙にシンクロして懐かしかった。アンチPLだった当時、取手二高をテレビの前で応援していたのを思い出す。ただし、藤浪晋太郎の字が間違ってるのだけはいただけない。2017/06/09