内容説明
国益のため、国策の相違、一方的な侵攻…様々な理由で世界では戦争が行われてきた。そして、数多くの戦争が憎しみと悲劇を生み出した。しかし、そんな狂った世界に舞い降りた感動の奇跡があった。ポーランド、ドイツ、イギリス、ユダヤ人、インドネシア、ロシア、在米日本人、彼らとの間に結ばれた友情。その真実を解き明かす、奇跡の感動秘話。
目次
第1章 日本×ポーランド シベリア孤児の救済―日本外交史上、異例の即断が救った小さな命
第2章 日本×ドイツ 坂東俘虜収容所で咲いた“虜囚文化”―捕虜ではなく人としての交流
第3章 日本×イギリス 戦争の中の奇跡―敵兵を助けた工藤俊作
第4章 日本×ユダヤ人 6000人を救った“命のビザ”―国益を超えた外交官・杉原千畝の決断
第5章 日本×インドネシア 植民地からの脱却―インドネシア独立を助けた日本兵
第6章 日本×ロシア ロシア兵が叫んだ「マツヤマ!」―日露戦争で有名になった俘虜収容所
第7章 日本×日本 異国から届いた日本の心―戦後日本を救った“ララ物資”
著者等紹介
四條たか子[シジョウタカコ]
1959年山梨県生まれ。武蔵大学人文学部日本語日本文学専攻修士課程修了(日本中世史・日本中世美術史)。学芸員資格取得(美術)。競馬週刊誌・骨董店勤務、歴史小説家アシスタント等を経てフリーライター。歴史、伝統工芸・芸能、競馬などに関する取材・執筆活動を行う
井沢元彦[イザワモトヒコ]
1954年2月1日、名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒。TBS入社後、報道局(政治部)記者時代に『猿丸幻視行』にて第26回江戸川乱歩賞を受賞。31歳で退社し、以後作家活動に専念。歴史推理・ノンフィクションに独自の世界を開拓している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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