内容説明
エリーは幼馴染みの公爵子息ネッドに長年想いを寄せてきたが、彼はべつの女性と結婚してしまった。エリーの親友であり幼馴染みでもあるセシリーと。わずか1年足らずでネッドはセシリーと死別するが、つらい時期を支えあったエリーのことを「女性」として見てくれることはなかった。4年後、26歳になったエリーはネッドに告白することもできず、子どもがほしいなら他の夫を探さなくてはと考えはじめた。そんな時、男女を引き合わせることで有名で、“愛の公爵夫人”の異名を持つネッドの母親から、5日間のハウスパーティに招かれる。パーティで夫を見つけよう、ネッドを忘れようとするエリーだったが、気づくといつも見ているのは彼のことばかり。いっぽう、ネッドは気さくな妹のような存在だと思っていたエリーを意識するようになっていた。エリーの真っ赤なドロワーズを公爵夫人のいたずら猫が何度も運んでくるので、つい自分の知らない面を想像してしまうのだ…。人気作家の、少しせつなく、ユーモアあふれる新シリーズ。
著者等紹介
マッケンジー,サリー[マッケンジー,サリー] [MacKenzie,Sally]
ワシントンDC生まれ、メリーランド州郊外在往。英文学の学士号取得後、コーネル・ロースクールで学ぶ。夫と四人の息子を持つ。長い育児のかたわら、連邦規則、学校の広報誌、オークション案内、クラス演劇の脚本など多方面の執筆活動を経たのち、息子たちの独立を機に一念発起して念願の作家デビューを果たした
山田香里[ヤマダカオリ]
香川県出身。東京外国語大学外国語学部英米語学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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