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竹書房文庫
怪談社 戊の章―実話怪談師の恐怖譚

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  • サイズ 文庫判/ページ数 222p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812494318
  • NDC分類 147
  • Cコード C0176

内容説明

実在する怪談師。紗那と紙舞の実話怪談、シリーズ第5弾。殺人現場での不可解な写真『腕』、酔って覚えていないが自分のしたことが原因で憑りつかれてしまった男の恐怖『酒』、怪奇現象が連鎖して、恐怖が捻じれ降りかかる『変わっていない』『ため息』『通話』『不明』の連作4話、買ったばかりのマンションを次々に怪異現象が襲う『恐怖』、など60話を収録。

目次

誕生日
ぼそり

先客
写真の影


花首
パソコン
ごめん〔ほか〕

著者等紹介

伊計翼[イケイタスク]
怪談社の専属書記。怪異体験談の記録と執筆を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

37
実話怪談集。内輪向けの無駄話もほぼ無くなり、文章も随分熟れてきた様子で、最初の一冊と比べるとまるで別物。怪談の内容の方も、怖いというより奇妙な話が中心になっていて、これはこれでなかなか味わい深いような。個人的には震え上がるような嫌な話をもっと収録してくれるとありがたいのだけど。収録作の中では「はっきりと」「海のゆうれい」が嫌さが漂っていたかな。後、『「呪怨で見たの」』『この話の一番驚くべきところは』という部分や「コンビニにて」「もくんま」みたいに、ところどころ小ネタを挟むのは大阪らしいというか何というか。2013/05/02

かおりんご

26
ホラー。実は、紙舞さんと沙那さんの話、私は嫌いではない。読書からの要望で、最初と最後にまとめたということだけど。まあ、怪談の雰囲気は壊しそうだし、仕方がないのかな。「いる」「いない」の声の主は、誰だったのでしょう。2020/06/09

ラルル

15
巻を重ねるごとに良くなっていく気がしますね。今回は怪談社(沙那と紙舞)の話が最初と最後の二箇所に割り当てられたので、収録の怪談の雰囲気を壊すこと無く読めて非常に良かったです。2013/08/08

パブロ

8
うまくなったな〜。前作『赤ちゃんはどこからくるの?』を分岐点に格段と腕が上がり、ちょっとうれしくなりました。それに、内輪ネタを挟み込むこともなくなったしね。めでたしめでたし…ってなわけじゃなく、前作に漂っていた怖さが薄まっていたのが、ちょっと気がかり。でも、このレベルの実話怪談集を着実に出してくれるなら、買い続けてもいいかな〜。2013/05/10

いきもの

5
「顔」「エレベーター2」「元気かな」あたりがよかった。2023/04/19

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