感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蝶よ花You
36
読友さんからの借り本。ブックイーター=本を食す者。ってどんな話だ?と思って読んでみたら...まんまだった(笑)。正しく、本をそのまま喰らったような人間達の物語。知識の宝庫だったり言葉の宝庫だったり...。絶対この人達の話のネタが切れる事はないだろう!と思わせてくれるような、色んな物が溢れてくる登場人物達。枯渇する事のない話の流れに時間を忘れて読み進めてしまいます。こんな掘り出し物があったなんて!この作品と出逢えた事に読友さんに感謝☆独特の空気感で鷲掴みにされます。2014/02/15
絹恵
24
どれだけ言葉を紡いでも伝わらない時もあります。それでも一言で一瞬にして暗闇ごと包み込んでくれる人もいます。そんな時いつも、言わなければならないことは分かっているのに、溢れる涙を必死にこらえることしか出来なくて情けなさを感じます。あなたに出会ったら、世界中で生まれ続ける数多の謎より知りたいものを見つけた、君の理解を。2014/04/26
ぐっち
17
何だか読みにくくて、重ためな登場人物たち。その重さが癖になる感じ?私的には、真白が好きかな。メガネだとさらにどストライクなのに惜しい。2013/08/10
薫子
16
あ〜あたし、この本すごい好きですわ。なんだろう、ものすごい波があるわけでも感動があるわけでも涙があるわけでもないんだけど、すごく、合う。この空気感が、合う。朱実ちゃんがお気に入り。この感性と知性、憧れるなぁ。2013/10/23
眞墨
10
(2巻同時に買うと良いですよ)書店でオビ(裏表紙)を見て「表情のつけ方が好みかも」と思って買ったのですが、画よりも話がツボでした〜。最初は戸惑うと思います、「な、何を言ってんの?」と。でも所々にあるネタに笑いを誘われながら人間関係を眺めていくと、多重連星の動きの面白さにときめく。桃と灰次の雨降って地固まる感じ、朱実と真白の破れ鍋に綴じ蓋感、どちらも日常ですが「他人には真似できない日常」なんですよ。(表題作は次巻にて)2013/09/12