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竹書房文庫
怪談実話FKB(不思議で怖くて不気味な)饗宴〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 239p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784812447543
  • NDC分類 147
  • Cコード C0176

内容説明

平山夢明監修FKBシリーズ第10弾は、さらに濃い会談ジャンキーを集めた実話アンソロジー「饗宴2」だ!平山夢明の書き下ろしに加え、初登場は会談マエストロ安曇潤平、「厭霊ノ書」で衝撃のデビューを飾った幽戸玄太、映像界から殴りこむ手塚眞、高橋ヨシキ、市原克也、芸能界からBBゴロー、文芸からニューフェイス我妻俊樹、それに前回から引き続き参加の円城塔、朱野帰子、神薫、宍戸レイにFKBレギュラー黒史郎、松村進吉、黒木あるじが控える豪華15人。おどろおどろしい恐怖譚がいわば満漢全全席として供される。食するとあなたの精神と肉体の隅々まであの世の毒素が回り、どす黒い血膿が体内から垂れ出すかもしれない。ふと気付くと電車の隣人の耳の穴からもほら…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

278
総勢15人の実話怪談アンソロジーは、紹介するのにどれを選ぶかを非常に迷いますね。やはり好みになりますし結局は複雑なものよりも単純で怖いものに落ち着きますね。『うどん』松村進吉:大学時代に「角のうどん屋をおごる」と言えば存在しない物を意味したのだが一度だけ店が開いていた時があって六十がらみの主人がおり普通だが何かがおかしいぞと思いつつ出て来たきつねうどんの鉢に手を添えた瞬間「あっ」と叫んで勘定を置き仲間に声を掛けて店から逃げ出す。食ったら終わりだ。厨房に全く湯気は見えず出された鉢はキンキンに冷え切っていた。2021/06/20

HANA

12
前作が実話怪談の王道が多かったのに対して、今回は変化球多めといった内容。「警察の見解」等はなんだかエッセイを読んでいるよう。それでもこれだけ実話怪談が氾濫するようになったら、このように定義の見直しをする必要があるのかも知れない。あ、オーソドックスな実話怪談も半分くらいはありました。2011/12/06

buchi

7
詰め合わせ「子供の記憶」、どんな名前「名付け」、笑う死神・今死んじゃった「ゴローの怖い話がたり」、嘆き「病院バンシー」、耳に髪の毛「這い寄る想い」、見つかった「呪いのビデオ」、人身事故とスプーン曲げ「自己紹介」、脳内改変「鬼」、胃に丸石「山盗」、遺影「旧家」、死人「フラッシュ」、堕とされた「おとしもの」。 ヒルの話が2つも出てきて恐怖だった。大群に包囲される恐怖は凄まじい。オバケより怖いヒル、最強。2016/10/23

澤水月

7
前の饗宴とはがらり趣が違った。怪談実話の定義って何だろうと考えさせられた。不思議で恐くて不気味なのは確か2011/11/29

ゆみ

6
表紙の不気味なオブジェがどうしてできあがったかの理由に納得。形で表すことができるって凄い。怪談のように怖い話もあるし、んん?って思ってしまう奇妙な話、思わず顔をしかめてしまうような不気味な話もありで満足です。2016/05/05

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