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内容説明
世界が忘れない日本人との交流。日本が世界に愛されるきっかけとなった7つの感動ストーリー。
目次
第1章 日本×台湾 台湾に築いた友好の証―国を救った“嘉南大〓(しゅう)の父”八田與一
第2章 日本×ギニア 命懸けの地図製作―ギニア発展のためアフリカへ渡った男たち
第3章 日本×インド ひとりきりの植林事業―私財をなげうった“緑の父”杉山龍丸
第4章 日本×イギリス 戦争の中の奇跡―敵兵を助けた工藤俊作
第5章 日本×ロシア ロシア兵が叫んだ「マツヤマ!」―日露戦争で有名になった俘虜収容所
第6章 日本×オランダ 国葬で送られた国際司法裁判官―“世界の良心”安達峰一郎
第7章 日本×日本 異国から届いた日本の心―戦後日本を救った“ララ物資”
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
inarix
7
台湾南部を穀倉地帯へと変えた烏頭山ダムを残した八田與一。フランスに国土基本地図を奪われたギニアの地図を再び作りあげた日本人測量士たち。自らの艦が撃沈される危険の中で多くのイギリス兵を救った工藤俊作。日本が泥沼の戦争へとひた走る時代に異国で国葬をもって送られた国際司法裁判官・安達峰一郎。かつて日本人が行ったこと。それは許されざる悪もある。しかし今なおその記憶を語り継がれる、善い行いも確かにある。優れた人物が、優れた仕事を残し、そしてより良い世界へ。いつか、叶うように。2016/12/10
akio
3
自分は本当に不勉強だと改めて思い知らされました。後書きにもあるように、知らないということは、相手の想いも知らずにいるということだと思う。太いはずの絆も細くしてしまうことがあるのかもしれない。震災で各国から多大な支援が寄せられたが、そこに込められた想いのうち、どれだけ受けとることが出来たのだろうか。どの話も胸を打つ。2014/01/04
かず
3
1を読んだらこれも読むべき。2012/03/14
tar1212
2
後書きの井沢さんも「日本人は奥ゆかし過ぎる為、自らの善行を進んで口外しない」と記述してましたが、とは言えテレビでも見かける通り日本人は他国の人にどう思われてるか非常に気にする民族でもあると思う。故にこの手の本を読むこと自体気恥ずかしさを覚えながらも、手にとってしまいました。今回読んだ話はどれも初めて知った事だったが外国の人々が永く感謝してくれて居る事に驚かされる。今回の震災で多くの国から援助の手が差し伸べられたが、日本人として良く知り、忘れない様にしたいと思う。2011/06/24
jack
1
「我々日本人は、先人の偉業を知らずに、日々生活している。」 なにか、間違ってないか? ☆ 5.02013/11/03