内容説明
大人になった赤ずきん、彼女の名はヴァレリー。彼女はいま、危険な恋の真っただ中。野性的で男らしいピーターと、細やかな優しさで包んでくれる親が決めた婚約者ヘンリー。ヴァレリーの心は、正反対の二人の間で揺れていた。そんななか、彼女の姉が何者かに殺されてしまう。人狼ハンターとして有名なソロモン神父は、犯人は満月の夜だけ狼に変わる人狼だと言い放つ。「狼は君たちの隣人か、親友か、妻かもしれない」。そして血のように赤い月の下、遂に“それ”が姿を現す―いったい“それ”は何者なのか。まさか最愛のピーターが?それともヘンリー?愛と恐怖に引き裂かれるヴァレリーが目撃した、驚愕の真相とは…?おとぎ話の先に待っていた衝撃の結末。美しくも切ない“大人版”『赤ずきん』。
著者等紹介
カートライト,サラ・ブレイクリー[カートライト,サラブレイクリー][Cartwright,Sarah Blakley]
バーナード・カレッジを優秀な成績で卒業し、2008年度のメアリー・ゴードン・フィクションによる作品奨学金賞、および2009年度のルノー・マーシャル・バーナード賞(散文)を受賞した。ロサンゼルスとメキシコで育ち、現在はニューヨークとロサンゼルスで執筆作業を行なっている
ジョンソン,デイヴィッド・レスリー[ジョンソン,デイヴィッドレスリー][Johnson,David Leslie]
オハイオ州マンスフィールドで育った。7歳のときから脚本を書きはじめ、19歳で最初の映画脚本を完成させた。その後、オハイオ州コロンバスにあるオハイオ州立大学で写真・映画学科を専攻し、芸術学士号を取得している。アカデミー賞にノミネートされた映画、『ショーシャンクの空に』のプロダクション・アシスタントを務めたあと、5年のあいだ、この作品の監督および脚本を担当したフランク・ダラボンのアシスタントを務めながら、映画界できわめて高い評価を受けている彼から脚本を書くコツを学んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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