内容説明
見かけは華奢でベビーフェイス、しかし、陰で闇金業を営む綾木章吾は、暴力団を罠にはめ、追われることになってしまう。身を潜めていた綾木を追って現れたのは、清洲組の幹部・根津で、同じ闇社会の人間として、綾木が暴力には屈しないと悟った根津は、綾木の屈辱を煽る手段に出る。翻弄されながらも根津から逃れるための策を練り、もがく綾木だが…。守るべきなのは、金か男のプライドか。それともその両方か…？闇で繰り広げられるラブ＆マネーの駆け引きは…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
40
読み友さんより「BLの方で極道祭りを・・」と声をかけられ・・今読んでいるのが丁度ヤクザ屋さんの本やないかと。娘達が小学生の頃、この地にどうしたことかデパートの品評会並みにあちこちからヤクザ屋さんが集結したことが。ヤクザ屋さんをお父さんを持つ子もいたけど「次女にホの字」だったせいか怖いとか思わなかった。あの頃結構可愛い顔してたけど今どうしているかなぁとふと思い出した。綾木の「お金がすべて」の発想はどこからきたのか気になるが、ほんとお金は大事ですね。持って死ねないけどいつまで生きるのかわからんもの(^^;。 2018/08/28
りんご☆
13
読了2017/09/02
こいけ
7
初いおかさん。絵師の國沢智さん繋がりで興味を持ち。文章が少し拙い感じがしたものの、楽しく読めました。無鉄砲な少し、いやかなり無茶しちゃう強気な受けに、ガタイはいいのに欲がなく自分の価値もまだ見いだせておらず、受けの言いなりになっている攻め。なかなか面白い設定でした。脇役の藤井もいい仕事ぶりで。強気すぎる受けにハラハラもさせられ、思わず固唾をのんでしまいました。これがデビュー作らしく、今出ているほかの作品も読んでみようかな～と。文章の違いとかあるかな？2015/02/14
kat
6
面白かったです。受けは強気で男前で、いちいち悩まないんですよね～。ポジティブというか、全てお金に換算して考えてて、お金大好きなんだけど、イヤな感じがないし、攻めの893も、強面で喧嘩は強いけど、何にも執着がなくて、さらっとしてる。二人ともお互いに惚れてるけど、ベタベタにならなくて、そこがまた良かったです。攻めの舎弟の藤井の、世話焼き気質っていうのも面白かった～♪テンポよく一気に読めちゃいました。続編、書いてくれればいいのに！2012/04/19
kirara
3
(Amazon電子書籍読み放題) ひとりで闇金をやっている綾木。ヤクザに恨みを買って襲われてしまう…が、翌朝強姦してきたヤクザを逆に脅すとか(笑) 惚れた自覚もなく近づく根津が、綾木にいいように降り回されて… 甘やかしちゃうのがたまんない✨ なんだかんだとお似合いのふたり 根津の部下の藤井くんのキャラも魅力的♪2018/09/02
