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竹書房文庫
幼獣マメシバ〈下〉ついに母発見!でもまだまだ旅は続くのだ!?の巻

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  • サイズ 文庫判/ページ数 275p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812438466
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0174

内容説明

芝二郎―35歳にして無職。土地持ちの家に生まれたのをいい事に、心優しき両親の庇護の下、ぬくぬくと生活していた。町からいっさい出たことのない二郎だったが、父の死、母の失踪、残された豆柴犬「一郎」と謎のメッセージによって外の世界へと否が応でも母を捜す旅に出ざる得なくなってしまった。旅のなか、二郎は様々な人々と出会い、ひとつひとつ困難を乗り越え、メッセージの謎を解いていく。旅の途中、ひとりの女性―巻可憐と出会った二郎。可憐もまた心に悩みを抱えており、二郎の母親捜しの旅に同行することとなる。二郎と可憐はお互いに共鳴しつつ、それぞれを支える。そして、二郎はこれまでにない成長を遂げ、母のもとへとあと一歩と迫るのだったが…。可憐の心深くにある悩みとは?そして、二郎は果たして母親のもとへと辿り着けるのか?マメシバと中年ニートの笑いと感動の旅の終結やいかに―。

著者等紹介

永森裕二[ナガモリユウジ]
1968年愛知県出身。AMGエンタテインメントにて邦画製作担当プロデューサーとして現在までに映画・テレビの製作・原案・脚本を30作以上手がける

柳雪花[ヤナギセッカ]
1982年千葉県出身。短大卒業、OA機器会社を退職後、アミューズメントメディア総合学院ノベルス科に入学。『幼獣マメシバ』で小説家デビューとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nori Shamp

3
ひきこもりの我が子、二郎を大人へと成長させるために、仕組んだ母の計画は壮大であった。上巻を読み終えて想像していた結末とは大きく異なっていた。二郎を導き、先を行く母自身も大きく成長する。そして、まさかのあの人物だけは二人を待つ身となるのである。登場人物が魅力的である。もちろんマメシバ一郎も。思わぬ一郎との別れのシーンでは、ほろりときてしまった。大きく成長した母と息子、登場人物のこれからを想像するのも楽しいけれど、続編を読みたい気もする。2012/01/01

じょみ

3
僕もジローちゃんから、なにかをもらえたのだ。2009/10/02

りょうこ

2
期待してなかったのに…ちょっと泣けちゃいました。動物ものはずるいなぁ(笑)2010/02/05

kamedon

1
主人公の二郎は引きこもりらしいが、そうとは思えないコミュ力。 マメシバの一郎のおかげなのかな?? 映像化されているようで、是非可愛いであろう一郎くんを見てみたい。2020/01/12

みほ

1
読み始めるとテンポ良く、読み進めてしまいました。ドラマ化されたものはちらっと見ていましたが、本になるとまた別物になるような気がする。一郎に二郎の成長ぶりや心境の変化が面白い!2015/08/02

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