ラズベリーブックス
危険なプリンスと恋に落ちる方法

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 461p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812436868
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

華麗なるデビュタントとしていとこたちとともに社交界を楽しんでいたグリアは、ふいに訪れた貧乏生活から脱出するため、ウェールズへ旅立った。叔父が相続した、本来彼女のものであった遺産を受け取るために。ところがその叔父はすでに亡くなっており、彼女の遺産は、“プリンス”と呼ばれる大貴族のものになっていた。彼は顔に傷のある、危険な魅力に満ちた男。おまけにグリアのことを詐欺師だと疑っていた。果たして“不運なデビュタント”グリアの旅が終わる日はくるのか…。

著者等紹介

ロンドン,ジュリア[ロンドン,ジュリア][London,Julia]
アメリカ、テキサス州オースティン在住。『USAトゥデイ』のベストセラーリストにたびたび登場する人気作家。ロマンス小説を数多く発表しており、Highlander Unboundはアメリカロマンス作家協会(RWA)が授与するRITA賞の最優秀ヒストリカル・ロマンス賞の最終候補に残った

寺尾まち子[テラオマチコ]
1964年、神奈川県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

34
前作で遺産を探すため、ウェールズに旅立った女子が主人公です。いろいろ心配になる天然ちゃんが、プリンスのお城でおせっかいになり…というおしかけロマンス・オカルト味付け、といったところかな。笑えます。2022/12/20

キッチンタイマー

10
ゴシックホラーを読みたかったので満足。美女と野獣なのね。顔に傷があってゴツくて不器量だというローデリックが彼にとって色彩を持つ唯一の女性グリアに恋をする。ウェールズだっけ。ローデリックがいつもこっそり持ってるハンカチがけなげ。だんだんコレクションが増えてくようだけど。2018/08/14

アクアマリン

1
不運なデビュタント、第二弾。いとこのグリア、遺産のためウェールズへ。なぞのミスターパーシーやら、親族が次々と亡くなったり、不運。やっとたどり着いたところ、プリンスは、詐欺師だと疑うし、途中はだるかった。だんだん面白くなってきた。夢に出てくる話。私も、よく夢で予知夢みたいなのがある。次の、フィービーも読まなければ。2020/07/16

blue_ash

1
やっと二作目を読めました。これは主に美女と〜を意識した作品なのでしょうが、おきゃん?!で突発的で状況に流されやすすぎる(頭が良いというより回転しすぎてから回ってる感じが…)ヒロインさんがちょっと物語を軽くして塩梅がいいくらい、ヒーローがどっしりとしていた感じ。頑固一徹かつ器が大きい大人の彼が忙しなさすぎるヒロインに振り回されて内心あたふたするところと、少しサスペンスかつゴシックがかったヘヴィな(これはジェーン某風味でしょうか)雰囲気のバランスが面白く、物語としては三作中一番楽しめました。(キャラ2016/01/05

月兎

1
ロードリックの不器用さが凄くいい!パーシー退場後の殺伐とした感じがたまらなく好みだな。 まさかこの小説がここまでツボをついてくるとは想像してなかった。追い詰められた心境で懐疑的、感情的になっているグリアに対して落ち着いて対応するロードリック。こんなすれ違いは萌える。 二人のやり取りを読んでるとにやにやが止まらない。幸せになって欲しいと思いながら読んでいたので、結末はとても嬉しいものでした。 http://tukiyogarasu.blog80.fc2.com/blog-entry-249.html2011/06/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/82859
  • ご注意事項