内容説明
埼玉県に住む三男四女の大家族、青木家。しかし一家の母親は家出をし、家族の世話をすることになったのはまだ中学生の長女・あざみだった。あざみは幼少期を施設で過ごし、母親に虐待された過去を持っていたが、次第に残された家族との絆を深めていく。そんななかあざみの妊娠が発覚…。辛い現実を乗り越え、強く逞しく生きていくシングルマザーあざみの半生を綴り４０万部以上の大ヒットとなった『まっすぐに。』からその続編の『いつも。』の内容に新しいエピソードを加えた、感動の青木家ファミリー物語、待望の文庫化。
目次
「いつも。」前夜（家族に戻るまで；新しいスタート）
「いつも。」（感謝；進化；決断；母親ということ；未来）
著者等紹介
青木あざみ［アオキアザミ］
１９８８年埼玉県生まれ。大家族の長女として生まれるが、兄弟の中で一人、生後一週間から１１歳までを児童養護施設で過ごす。母親が家出したあとは家事一切を引き受け、幼い兄弟たちの母親代わりとして奮闘。２００５年にさとみを出産、２００７年にかなみを出産して名実ともに二児の母となるが、シングルマザーの道を選び現在も青木家の中でにぎやかに子育てをしている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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