ラズベリーブックス
令嬢と悩める後見人

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  • サイズ 文庫判/ページ数 474p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812435526
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

裕福なフランス人銀行家の孫、テッサは祖父から、突如生まれ故郷のイギリスに向かうよう言い渡され、憤概する。おまけに、ロス・トレヴェナンという雇われたばかりの秘書を同行させるというのだ。秘書というにはあまりにも傲岸不遜なロスにテッサは怒りを燃やすが、ロスもすぐ逃げ出そうとするテッサに憤りを禁じえない。そんなロスには大きな秘密がある。彼はかつて妻を亡くし、その死の真相を探っていた。きっかけは8年前のある事件。その夜、現場となった湖にいた人々が次々と謎の死をとげ、最後に残ったのがテッサだったのだ。テッサを守りつつ事件の解決をはかるうち、ロスはかつて愛した妻よりもテッサに心を動かされる自分に気づき動揺する―。人気作家の贈るスヒトリカル・サスペンス。

著者等紹介

ソーントン,エリザベス[ソーントン,エリザベス][Thornton,Elizabeth]
スコットランドのアバディーン生まれ。夫と幼い息子たちとともにカナダのウィニペグに移住したのち、幼稚園教員などを経て、長老教会に勤務しながらロマンス小説の執筆を開始。1987年にBluestocking Brideでデビューし、2年後には教会を退職してフルタイムの作家となる。これまでに、7編がRITA賞にノミネートされている

細田利江子[ホソダリエコ]
1967年、佐賀県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

youyou88

8
まぁありがちっちゃーありがちですが、ロマンスに加え殺人事件がうまくからめてありなかなか面白かった。 https://ameblo.jp/harayou1223/entry-11362681764.html2023/03/10

ぱんだのぷうさん

3
けっこう面白かったけど、やっ ぱりヒーローに引っかかる。事件解決したかもしれないが、それで丸く収まったのはヒーローと友達だけ、ヒロインはそこから色々な事に気付いちゃって気持ちを整理しなきゃいけないのに…囮だったの?最後まで説明もなしで、みんなで祝杯あげてと思うのは当然。みんな、ヒロインの為に苦労したし嘘ついてるのが辛い、でも、仕方ないで済ませてる。一番辛いのも悲しいのもヒロインじゃないのかな?ひとりにするのは間違ってる。せめて前妻を忘れるほどにそれ以上に愛してるって取り乱して訴えて欲しい2013/02/27

星落秋風五丈原

2
すごくかわいいのにうぶで、それでいて意味を知らずに大胆なことを言ったりしたりする若い娘に経験豊富な男性が夢中になっちゃう話。そこにミステリーが絡んでいく。他の人が書いているようにヒーローに魅力なし。2013/02/26

こえん

2
再読。期間をおいて、この作家のH/Hはこういう傾向…というのを頭に置いて読めば、感想が変わるかな~と思ったけど、やっぱりいまいち。どうしてもヒーローに好感が持てない。2010/04/20

こえん

2
元々、亡妻に想いを残しているヒーローは若干苦手な自覚があるにしても、このヒーローはそんな表現ではすまない、ハッキリ好きになれなかった。H/Hの関係の変わり方も違和感を感じたし、ヒロインは利用されてるとしか言いようがないし、その他いろいろ…。サスペンス部分は良かったけど。2009/04/14

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