内容説明
母親と恋人ジェシカの復讐を果たすため、そして突如行方不明になった父親を捜すために、サムは兄のディーンとアメリカ中を旅して回る暮らしを続けていた。ある日、サムは不吉な夢を見る。見覚えのある一軒家、助けを求めるかのような長い髪の女性。そこはかつて二人が暮らし、母親を謎の発火によって失った家だった。20数年ぶりに故郷のカンザス州ローレンスに舞い戻ったサムとディーンは、改装された以前の自宅の住人ジェニーと対面。予想通り、家の中ではラップ音やポルターガイストなどの怪奇現象が起きていた。父親と旧知の占い師ミズーリの助けを借りて、家に取り憑いた何者かを退治しようとするサムとディーン。その頃、父親のジョンは、彼らの予想しなかったほど近くにいた…。
著者等紹介
佐野晶[サノアキラ]
1964年、東京都中野区生まれ。大学卒業後、七年の会社勤めを経て、フリーライターとして主に映画関係の著作に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
せ~や
19
過去に読了。ドラマ同様、面白かったです!
まゆまゆ
15
兄弟の母を殺したモノの正体が発覚し、徐々に不穏な展開に突入していく2巻。初めての大ゲンカもここら辺。懐かしいなー(´-ω-) 「死神との取引」 「悪夢ふたたび」が好き。中でも「死神との取引」は、今まで見せてこなかったディーンの”脆さ”がかいま見える特別な回。自分は生きる価値のある人間なのかと弟の見えないところで思い悩む姿が印象的。決してサムの前では弱さを見せまいとするディーンが切ない。そして「悪夢ふたたび」。自分を責めるサムにカッコよく言い放ったディーンのセリフが最高。「俺がお前をがっちり守ってやる」2017/02/28
さえき
3
ドラマを見てから読んでるのでスルスル読み進められる。台詞と説明文、丁度いい割合、量で私的にはとても読みやすい。第8章の蟲はドラマで見てても鳥肌が収まらないくらいエグかったけど、文章にしてもやっぱりとんでもなかった。笑 映像を忠実に文章化してて、ドラマの記憶が鮮明に蘇る。2018/05/18
さといも
2
ドラマそのまま。このドラマ好きな私にはいつでもどこでもディーンに会えちゃう♪この巻ではディーンの元カノが出てきて少し悔しいです。(えっ?Σ( ̄ロ ̄lll) サムの秘めた力も少しずつ覚醒して来て…盛り上がってまいりました。2015/04/08
芳樹
0
SUPER NATURAL小説版の2巻目。文字だと解りにくい情景や表情が映像だと想像(回想)しやすく、映像では伝わらない表現が文字だと解りやすい。映像を観た上で小説を読むと改めて楽しめる。小説だと流血描写がリアル過ぎないので、映像よりは再度読むのに良いと思った。2014/05/05