竹書房怪談文庫<br> 実話奇譚 邪眼

個数:
電子版価格
¥748
  • 電書あり

竹書房怪談文庫
実話奇譚 邪眼

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月26日 23時34分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801932371
  • NDC分類 147
  • Cコード C0193

出版社内容情報



川奈 まり子[カワナ マリコ]
著・文・その他

内容説明

1000人を超える怪異体験者に取材を敢行、徹底的なリサーチで怪異をリアルに浮き彫りにする川奈怪談、その真骨頂が堪能できる一冊。釣りが好きな女性が住んだアパートで起きる奇妙で恐ろしい怪異の連鎖「鯉」、とある私鉄の新宿駅の地下に今も出没しているのは…「新宿駅の地下一階」、女友達からの邪な呪いが送られる「邪恋」、父親の家族の壮絶な因縁「三兄弟」、地方の格安で買った家の屋根裏から骨が納められた箱が出てきた―古い民間信仰なのか土地の謂れなのか考察する「クダの匣」など22話を収録。

目次


とある理髪店
おさな友だち
三兄弟
K駅の幽霊
新宿駅の地下一階
バス旅行
今も一緒にいるでしょう
クダの匣
藤の右脚〔ほか〕

著者等紹介

川奈まり子[カワナマリコ]
怪異の体験者と土地を取材、これまでに5000件以上の怪異体験談を蒐集。怪談の語り部としてイベントや動画などでも活躍中。日本推理作家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

62
実話怪談集。どれも著者の特色が良い意味で出ていて読んでいて満足。冒頭の「鯉」からして、何故そうなるのかというわけのわからない得体の知れなさを醸し出しているし。昔話のような因縁譚らしい「クダの匣」もまた一級品ながら、後半の「獅子島異聞集」が特に注目に値するなあ。著者独自の江戸時代の随筆を思わせる文が舞台になる場所の離島という地理的特色も相まって、見事なハーモニーとなっている。こういう民俗学の聞き書きを思わせるの好きだわ。そういう意味で「滝不動の剣」「羽黒山へ」も良し。総じてレベルの高い話ばかりでした。2022/09/08

あたびー

33
先日別の本で知った上山市の滝不動の話がここにも。宿泊したけど知らなかった〜。 その他私がこの歳でトラウマになってしまった悪夢と同じものを覚醒時に見たご夫人がいるのが分かり、凍りついた。 読もうとすると寝てしまう呪いのメール、怖かった😨2022/09/03

qoop

7
一編が長めで随所に考証を織り込む、読み応えのある一冊。書き手が考察を加えるタイプの実話怪談は趣味から外れるが、ルポルタージュを旨とする著者の本は例外的に説得力を感じることしばしば。進行中の怪異を聞く〈クダの匣〉などは、考察せざるを得ないだろうし。考証、考察以外にもページ数が長い利点が感じられるのも特徴だろう。それは、ディテールの積み重ねで生まれるリアリティの濃さ。改めて怪談における描写の密度の重要性を意識させられた。2022/09/05

tow

6
最後の「羽黒山」へがお気に入りの一冊。2022/10/18

mittsko

5
文芸に疎いボクだが、数多おられる怪談実話作家のなかでも、川奈氏には書き手としての誠実さ、真剣さと地力、実力を感じる…(*´ω`*) 怪談実話であっても、ちゃんとした歯応えがある! ※ 「バス旅行」「合図の約束」は文句なしにとても好き。「鴉」はなんだか不気味で好き。一番好きなのは「羽黒山へ」!2023/05/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19783699
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。