竹書房文庫<br> 恐怖実話 奇想怪談

個数:
電子版価格
¥715
  • 電書あり

竹書房文庫
恐怖実話 奇想怪談

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 16時36分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 220p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784801911888
  • NDC分類 147
  • Cコード C0176

内容説明

奇妙な読み味の怪談を披露する丸山政也による実話怪談集。いじめられっ子のルームメイトがある夜、突然変わった。いったいなにが…「赤毛の友」、病床につく弟が見た夢は傷口から虫が這い出すもの。それから暫くすると…「蛆虫と黄揚羽」、クラスで撮った集合写真に自分が写っていない。代わりに写っていたのは…「集合写真」など41話を収録。やんわりと纏わりつく厭な怖気、それを祓うことはできない。

目次

パントマイム
梅屋敷
鶴女房
置き土産
ほくろの男
品名
カメラマン
常連客
紫煙
相撲中継〔ほか〕

著者等紹介

丸山政也[マルヤママサヤ]
2011年「もうひとりのダイアナ」で第3回『幽』怪談実話コンテスト大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

135
本書も全41話と一冊に怖い話が目一杯これでもかとばかりにたくさんある中で少しは心が和む話もあって欲しいなと思いますし見つかると嬉しいですね。『頑固オヤジの店』ジンギスカンの美味しい人気店の四十代の偏屈オーナーは口うるさい頑固オヤジだったが味の良さで大繁盛していた。だが不運にもオーナーは風邪引きが元で呆気なく亡くなってしまい、オーナーの弟夫婦が会社勤めを辞めて店を引き継ぐ事となる。けれどオーナーは今も時々店の前に立っていたり、ジンギスカン鍋の肉を丁度いい焼き加減にして客の取り皿に盛り付けたりしているという。2020/11/04

HANA

61
実話怪談集。所謂因果を無視した奇妙な話を集めているが、それがハマっているものは非常に嫌な薄気味悪さを秘めている。「集合写真」や「上棟式」「古い記憶」とかは全編薄気味悪さを湛えていてとても嫌。特に「集合写真」の裏に何かありそうな感じは特筆もの。ただ起きたことがあまりにかけ離れていると、何が何だかわからないものもあるように感じられた。こう読んでいくと奇妙な話って、心霊物や狂人物が直接迫ってくるのに対して、どこか迂回して思わぬ不気味さを表してるというのがよくわかるなあ。理不尽な嫌さ、堪能させていただきました。2017/09/19

澤水月

26
著者真骨頂の多国籍怪談、パントマイムや黒妖犬などに幻惑された。純和風の怪談、梅屋敷も素晴らしい…梅を見たら魘されそう。全体に長時間かけて蓄積、磨かれてきたのだなと行間から仄見える。非常に良かった。全く偶然ながら同月刊行の竹の他著者本に謹厳な人物に秘められた 悍しさ描く似た話あり怖い。職業やその嗜好まで一緒で驚き(確実に違う出元なのに!2017/09/02

うさっち

18
「あいず」、「膝掛け」などの切ないけど、いい話が好き。「集合写真」のその後も気になる。2019/08/13

やんも

13
毎回海外怪談を楽しませていただいています。アンティークショップの怪異、時を越えて同じ名前を持つ女性たちのシンクロニシティ、エジプトの宿屋で出会った同国人等々。その間に怪談というよりも奇談といった方がふさわしい話が詰め込まれており、「そんなこともあるのだろうなぁ」と、あらぬ方向に視線を泳がせて、あれこれ思い巡らせる。中には「いや、これは思い込みだろう」と言われそうな内容もあるが、では、なぜその人はそのように感じて、思い込んだのか、そちらも想像してみる。そうして、なんとも言えぬうす気味の悪さを覚えるのである。2018/01/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12078109
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。