出版社内容情報
大人気BLコミックレーベル“Qpa”からの初ノベルス作品。同時発売コミックスの原作小説!
内容説明
優秀で才能あふれる双子の弟『加賀谷樹』に強烈な劣等感を抱く『浅岡幹』。夏のある日出会った『喬木一矢』と付き合うことになるが、喬木には樹の家庭教師をしていて想いを寄せていた過去があることを知り、自分は樹の身代わりなのだと身を引こうとする。しかし幹の一途な思いにほだされた喬木にすがられ関係を継続することに…。そんな中、喬木と樹にパリ大学への招聘が持ち上がり、不安に押しつぶされそうになりながらもお互いの気持ちを確認して幹は喬木をフランスへと送り出す。初めは頻繁にやり取りのあった手紙が途切れ途切れになりそのうちそれは完全に届かなくなり―?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そらねこ
27
ひ…酷過ぎる!久々にスーパーどクズ!!な攻め!!弟もじゃ~!! (ノД`)ホントにもう、フランスで例のあれ…を幹が見た場面からもう、胸が動悸が止まらず…。もう言葉を尽くしても尽くしても…このムカつきをどうしようもございません。なんて酷い攻めなの~~!??弟も酷過ぎない?ナニコレ?どういうこと??理解不能なんですけど…。しかも10年後再会して目の前で弟とイチャコラ?あり得ない~~~なんて酷い弟!ヽ(#`Д´)ノゴルァ!!なんなの?どんな面下げて約束は有効かなんて (ノД`)シクシク… (ノД`)シクシク2018/08/05
卯月
15
今まで読んだ中でいちばん後味が悪いです。漫画版とは重さの次元が違います。他の人に全くおすすめできないけど、それでも駄作じゃない!!と本能が叫んでいる…。自分の中で消化できてないです。 意識不明になるまで追い詰められても、幹は揺るぎなく喬木さんが好きなんですよね。私としては心底もう喬木さんに幹を任せる気になれないけど…。どうしたらいいんだろう。答えが出ません。2017/09/17
みよるこ
11
クズ院生×不憫高校生。コミック版と同じストーリーのIF世界だそうで、分岐点からのバッドエンド版とのことです。コミック版だけでも良いかと思いますがバッドエンドにご興味があれば。バッド具合が容赦ない!クズ攻めもクズの極みだが家族もなにより作者が酷い!こんなバッドエンドは木原先生の組長の同人誌以来ですわ。商業でここまで出来たのはハピエンと同時発売ができてこそだと思いますのでぜひ静寂の月本編読まれた方も静寂の月ワールドをアナザーまで楽しんで欲しい…空前絶後のバッドエンド2017/08/31
びゃーし
7
10数年以上前にサイトで読んで大好きだったシリーズが書籍になっているので驚いて購入。しかしなんということでしょう。折角書籍になったのが胸糞√過ぎて辛いところ。サイトからもおろされているので正規√をもう読むことができないのが本気で辛いです。二部からの展開画ひどすぎて受可哀そうどころの話じゃないwと弟ザマァ展開ないんですか!?と叫びたくなること必至。不安定な受を知っていて裏切った攻と弟には軽く殺意わきますねw購入する際は漫画のほうも一緒に買って漫画版を最後に読まないと小説版は後味悪すぎるので注意が必要です2017/09/11
maria
5
kindle。漫画既読。バッドエンドルートと聞いて。些細な違いはあるけど途中までほぼ同じ展開で攻のパリ渡航前辺りからの分岐ルート。分岐前の時点でも小説はさすがに漫画より描写が細かいので、酷い話スキーとしては漫画より好み。受に救いが無さすぎて壊れてるあたりすごく好みでしたが、喬木の行動と言動に齟齬があり結局何が本心なのかよく分からず、しっくり来ない読後感・・・巻末のSSはカバー下?この2Pで大分ラストの印象が変わりました。喬木は馬鹿でクズ。樹は漫画より冷たい印象でしたが巻末の一言を見るに、兄コンプを拗らせて2017/09/01