内容説明
「あなたがこの作品に出てくる女性なら、どういう風に感じるのか教えてほしいんです」。小夜子は読書好きの地方公務員。ある日彼女は、書店で艶っぽい雰囲気の大人の男性・鏡二と知り合う。カフェで偶然再会し、しだいに親密になっていく二人。やがて鏡二は自分がスランプに陥っている小説家だと告白し、スランプを脱出するために小夜子に自分の書いた官能小説を朗読して欲しいと頼む。
著者等紹介
高田ちさき[タカダチサキ]
2013年より執筆開始。2013年「隣の彼の恋愛事情」(スターツ出版刊)でデビュー。『ラブ・ロンダリング』で第8回らぶドロップス恋愛小説コンテスト最優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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梅子
1
★★★☆☆ 役所勤めで本が大好きな小夜子は偶然顔見知りになった鏡二と初めて参加した読書会で再会し食事をした際に過去の男性経験によるトラウマを告白すると鏡二からも仕事の手伝いをして欲しいと頼まれ官能小説の朗読をさせられ淫らに身体を触られてって話。小夜子の鈍感無防備さには呆れるが鏡二が気持ちを伝えずトラウマ克服の為、小説の為とずっと言ってるし藤沢の牽制もあって小夜子が悩んで離れようとするのは当然。絵はエロ可愛いかったがベッドの上どころか最後まで二人とも渡鬼口調なのはどうにかしてくれ〜っ!と思ったね。2018/09/16