竹書房文庫<br> 恐怖実話 怪談図書館

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竹書房文庫
恐怖実話 怪談図書館

  • 桜井館長【編著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 竹書房(2016/03発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 223p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784801906488
  • NDC分類 147
  • Cコード C0176

内容説明

心霊スポットの動画取材を公開する怪談ライブで大人気の「怪談図書館」。今作では、怪異現場からの実話怪談ほか、怪談P桜井館長が厳選した恐怖が綴られる!怪談図書館メンバーの保志乃弓季と関谷まゆこも自身の体験談や取材で得た話を自ら書き下ろしで掲載。

著者等紹介

桜井館長[サクライカンチョウ]
取材歴25年を迎えた怪談・ホラーコンテンツ・プロデューサー。ライブや動画収録、等コンテンツ制作・公開を開始し、現在はホラー専門レーベル銀座出版を運営。怪談図書館というユニットを主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

184
題名に図書館はついていますが、本の内容自体は書籍とは無関係の怪談語り集団3名のユニット名ですね。最後の頁に掲載された白黒写真を見るとヴィジュアル的には不気味な物がありますが根は明るく気さくな怪談をこよなく愛する方々なのでしょうね。若い女子2人よりも遥かに年長者で大ベテランのリーダー桜井館長がやはり実力NO.1で人生経験も豊富な流石の貫禄ですね。『打ち上げ打ち入り』桜井館長:ある映像事業部でDVD企画の担当をしていた時の話。Aという取引先の会社の担当者Bさんは大変お酒が好きな方で慰労の宴会に力を入れていた。2021/01/24

ラルル

26
3人の共著な為か、話にだいぶムラがありました。わざわざ本に掲載する程の話でないものもあれば、後ろを振り向きたくなるようなゾゾゾとする話も有り、ちょっと勿体無いなという感じ。館長の話は概ねクオリティも高いので次巻が館長の単著なら買うかもしれません2017/04/30

澤水月

26
同時期発売『埼玉の怖い話』著者が主宰団体のため、かぶる話二つほど。屋上への階段など館長のものはなかなか良かった。ほかはどうかな…と正直思ったが「置き土産」がすっげー!突如平山テイストでした。2016/03/02

やんも

15
さすが桜井館長の話は、長年の取材経験、怪異体験の重みが感じられるよい話だった。怪談の取材の雰囲気が伝わってくる。ラブホ取材の絶叫ものの取材体験の話もよいのだが、投身自殺が連続する場所のほうが好み。前半のドアを叩く音のくだりがなくても、不穏な雰囲気を十分味わい、怪異を好む心が響いたのではないかと思う。実話でも、どこまで書くかは、書き手次第、ウデの見せどころである。そして時を経た後、以前のことなど全く知らない人たちが、かつてと同じ行動をとっている。たまらなく不穏な空気が行間に充満している、そんな最終話だった。2017/08/27

王天上

8
怖がらせようという意識はあまり感じられず、体験者の話をそのまま聞いているような生の感触があった。それはそれで面白いと思うので、そういう形式でまたお願いしたいです。2016/09/10

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