内容説明
平山夢明監修FKBシリーズ第6弾は怪談作家など16人による禍々しくも忌まわしくヴォリュームアップした初の実話撰。平山夢明書き下ろしももちろん収録。そのほか、実話初挑戦の真藤順丈、凄腕の実話語り部、福澤徹三、田辺青蛙を始め、FKBレギュラーの黒史郎、松村進吉、黒木あるじ、さらには異色の恐怖を描く円城塔、牧野修に加えて、怪談実話には定評のある岡本美月、宍戸レイ、新しい恐怖を巻き起こす朱野帰子、小松エメル、小鶴、神薫、そしてタレント、かでなれおん。幸福な話はどれも同じような結末だが、実話恐怖譚は一人一人の異なる叫びが聞こえ、同じ血の匂いは決して存在しない…。あなたの杯に次々と満たされる恐怖譚を飲み干せ。
目次
切らないで(朱野/帰子)
選ばれた新人(朱野/帰子)
フェルトの熊(岡本/美月)
I氏の塩(黒/史郎)
ぺそぺそ(黒/史郎)
放課後心中(黒/史郎)
霊子(宍戸/レイ)
業の仕業で(宍戸/レイ)
スマキ(小鶴)
約束の痕(小鶴)〔ほか〕
著者等紹介
平山夢明[ヒラヤマユメアキ]
神奈川生まれ。フィクション・ノンフィクション、死者・生者を問わず常に人間存在の「狂気」を根こそぎ描き尽くそうとする筆致には定評がある。『独白するユニバーサル横メルカトル』で第59回日本推理作家協会賞短編部門を受賞、同タイトルの短編小説集(光文社)が2007年度「このミステリーがすごい!」一位。また「DINER(ダイナー)」(ポプラ社)が第28回冒険小説大賞&第13回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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