竹書房怪談文庫<br> 煙鳥怪奇録 足を喰らう女

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竹書房怪談文庫
煙鳥怪奇録 足を喰らう女

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801935211
  • NDC分類 147
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「私、足を食べるんです」
足が痛いとマッサージ店にやってきた客の奇妙な告白。
呪術師になるための修行だと言うが…
「足を喰らう女」より

奇怪な事件の発端から徐々に立ち現れる巨大な闇。
足掛け五年に及ぶ取材の全記録、解禁!


膨大な数の怪異を取材し、ネット配信でその恐怖を語り続ける男・煙鳥。
彼の取材録を二人の怪談作家が紐解き、再取材する異色の実話怪談集。
・足の痛みを訴えてマッサージ店に来た女性、呪術師になるために足を食べているからと言うのだが…「足を喰らう女」
・小学生時代繰り返し見ていた奇妙な夢。
 浴槽の蓋が内側から開いていくのを見ている夢なのだが、後年怖ろしい事実が…「見知らぬ風呂場」
・作業療法士が準備をしている間、突如待合室から消えた患者。
 見つかったのは立入禁止のとあるエリアで、しかも驚くべき証言が…「ここで待ってて」
・父と虫取りに入った山で何度も遭遇する母子の姿。すると父の様子がおかしくなり…「採集の夜」

他、全21話収録!
奇怪すぎる実話、その因縁の一部始終がいま明らかになる!

内容説明

膨大な数の怪異を取材し、ネット配信でその恐怖を語り続ける男・煙鳥。彼の取材録を二人の怪談作家が紐解き、再取材する異色の実話怪談集。足の痛みを訴えてマッサージ店に来た女性、呪術師になるために足を食べているからと言うのだが…「足を喰らう女」、小学生時代繰り返し見ていた奇妙な夢。浴槽の蓋が内側から開いていくのを見ている夢なのだが、後年怖ろしい事実が…「見知らぬ風呂場」、作業療法士が準備をしている間、突如待合室から消えた患者。見つかったのは立入禁止のとあるエリアで、しかも驚くべき証言が…「ここで待ってて」、父と虫取りに入った山で何度も遭遇する母子の姿。すると父の様子がおかしくなり…「採集の夜」他、全21話収録!

著者等紹介

煙鳥[エンチョウ]
怪談収集家、怪談作家、珍スポッター。「怪談と技術の融合」のストリームサークル「オカのじ」の代表取り締まられ役。広報とソーシャルダメージ引き受け(矢面)担当。収集した怪談を語る事を中心とした放送をニコ生、ツイキャス等にて配信中。怪談収集、考察、珍スポットの探訪をしている。VR技術を使った新しい怪談会も推進中。2022年、自身の名を冠した初の怪談集『煙鳥怪奇録 机と海』を、吉田悠軌、高田公太の共著で発表

高田公太[タカダコウタ]
青森県弘前市出身。O型。実話怪談「恐怖箱」シリーズの執筆メンバーで、元・新聞記者

吉田悠軌[ヨシダユウキ]
怪談サークルとうもろこしの会会長。怪談の収集・語りとオカルト全般を研究。文筆業を中心にTV映画出演、イベント、ポッドキャストなどで活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sin

63
『煙鳥怪奇録』シリーズ三冊目である。普段、実話系はともかく実話怪談はあまり手には取らないのだが、煙鳥の話は興味深く読んでいる。夏に読んでいるので「怪談の夏、煙鳥の夏」であるが、今回は奇妙な物語風の話が多かったように感じた。最初、表題の“足を喰らう…”に厭なイメージを抱いて読み始めたが、その話自体は全体の締めくくりとして最後に語られ、その結末の意外さに怖さより、哀れを感じてしまった。2023/07/04

佐倉

18
個人経営のマッサージサロンにやってきた謎の女性。呪術師の修行中と語る彼女に付きまとわれる体験談『足を喰らう女』。やはり煙鳥氏の語りだとある程度の長さがあるエピソードが特に楽しい。考察パートのワクワク感と言えばいいのか。洒落怖的な、出来事が進行するのを見守る感覚が味わえる一篇。一話完結型ではちょっと変わったこっくりさんの『分身さん』雑音の中に「ん?」となる違和感が混じる『雪夜の声音』奇妙な夢と現実の一致の『見知らぬ風呂場』が気味悪くて面白かった。『ダイブ!』のようなオチに投げやり感のある話も健在。2023/05/07

misui

11
実話の支離滅裂な、釈然としない感じの話があるかと思えば、しっかり力の入ったアクの強い話もある。そして徐々に雰囲気を盛り上げつつ大ネタの「足を喰らう女」へ。これは経緯の気持ち悪さもいいんですけど、往年のオカ板みたいな考察パートでガヤガヤするようなところもあって、参加型の楽しさですね。皆で作り上げた怪談。全体に夢話が散りばめられているのも最後に効いてくるような趣向を凝らした楽しい一冊でした。好きな話は「ブランコ」「分身さん」「ギョッ」「見知らぬ風呂場」あたりの子供時代の話。2023/05/04

tow

10
前半はタイトル含め、ちょっと笑かす方へ向いていたのが、ラストの足を食べる話でガッツリ、ホラーへ導かれる一冊。面白かった。2023/05/12

TNdler

7
姉の話が一番不気味で好み。表題作の「足を喰らう女」は、ちょっとコミュニケーションに難がある気の毒な境遇の女性であるだけのような気がするので怖いというよりも哀れという印象が強かった。虐待を受けていた彼女に必要だったのは、マッサージや修行なのではなく、医療や福祉だったのでは……??(というマジレス)あと「ときめきのハートを君へ」、女性はかわいいピンクゴールドのオープンハートが好きだという男性の思い込みも何か怖い。クリスマスの時期とかTwitterでめっちゃネタにされてるじゃん。結局買えなくて良かったかもよ?2023/05/09

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