竹書房怪談文庫<br> 煙鳥怪奇録―忌集落

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竹書房怪談文庫
煙鳥怪奇録―忌集落

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801933125
  • NDC分類 147
  • Cコード C0193

出版社内容情報

忌み地を操る“土地遣い”の呪術。
福島県会津地方の集落で取材した実話怪談!

「何なのだろう、この不穏さは…
予測不能なルポタージュ、炸裂!!」

フジファブリック・加藤慎一氏も推薦!

ネット配信の世界で大注目の怪談収集家・煙鳥。
放送で自らが取材した実話怪談を語ってきた彼が、
これは活字として記録すべきという格別に奇怪で空恐ろしい話を厳選して収録した実話怪談集。
・福島県の集落に実在する人死や不幸が度重なる忌み地。
土地の因果を調べると衝撃の事実が…「土地遣い」
・ご神木を伐った家に生まれる足だけの赤子の怪…「実家にて 神木と縁」
・屋根裏部屋に出る鼠の死骸と押し入れに棲む謎の老人…「ひもじい」
ほか、人気怪談作家・吉田悠軌、高田公太の二人も参加、
煙鳥の怪談を再取材して書き下ろした。
実際の取材ノートや証拠写真も公開、この恐怖に身を投じよ。

内容説明

ネット配信の世界で大注目の怪談収集家・煙鳥。放送で自らが取材した実話怪談を語ってきた彼が、これは活字として記録すべきという格別に奇怪で空恐ろしい話を厳選して収録した実話怪談集。福島県の集落に実在する人死や不幸が度重なる忌み地。土地の因果を調べると衝撃の事実が…「土地遣い」、ご神木を伐った家に生まれる足だけの赤子の怪…「実家にて神木と縁」、屋根裏部屋に出る鼠の死骸と押し入れに棲む謎の老人…「ひもじい」ほか、人気怪談作家・吉田悠紀、高田公太の二人も参加、煙鳥の怪談を再取材して書き下ろした。実際の取材ノートや証拠写真も公開、この恐怖に身を投じよ。

目次

土地遣い1 父の話
土地遣い2 現在のシェパード見取り図メモ
土地遣い3 シェパード
土地遣い4 泥棒
土地遣い5 転倒事故
出戻り
カンちゃん
煙鳥君は語る
実家にて 天井の札
実家にて 妻の夢〔ほか〕

著者等紹介

煙鳥[エンチョウ]
怪談収集家、怪談作家、珍スポッター。「怪談と技術の融合」のストリームサークル「オカのじ」の代表取り締まられ役。広報とソーシャルダメージ引き受け(矢面)担当。怪談収集、考察、珍スポットの探訪をしている。VR技術を使った新しい怪談会も推進中

吉田悠軌[ヨシダユウキ]
怪談サークルとうもろこしの会会長。怪談の収集・語りとオカルト全般を研究。文筆業を中心にTV映画出演、イベント、ポッドキャストなどで活動

高田公太[タカダコウタ]
青森県弘前市出身。O型、実話怪談「恐怖箱」シリーズの執筆メンバーで、元・新聞記者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

67
実話怪談集。「土地遣い」というある土地を巡る因縁の話を中心として、その他いくつもの話が語られている。周辺部に置かれた話は実話怪談として可もなく不可もなくといった話が多いが、中心となっている連作がこれまた面白い。最初は被害も微妙と思っていたが、各々の事件が有機的な繋がりを持ち始める頃になるともう目が離せない。モキュメンタリーは大好きなので一層面白く読めた。そして次第に明らかになる真相、因縁を持つ土地に関する話はいくつも読んだ事があるが、こういった使い方は今まで考えた事も無いので脱帽。それでこのタイトルか。2022/11/06

sin

65
怪談ドキュメンタリーと云うのであろうか?語り手の煙鳥が実家のある地域で掘り起こした土地に纏わる因縁が彼の取材に依って少しずつその真相をあらわにしていく様が描かれ、そこに意図的に土地に怪異を憑かせる“土地遣い”と云う行為が浮かび上がってくる。だがしかし、それはもちろんコントロールの出来ない事象であることは云うを待たない。やがて彼の取材により語り手に関わる因縁めいた出来事との繋がりをも判明させて…果たして怪談とは知ることに依ってその影響力を拡張していくのではないかとの危惧さえ感じさせた。2022/11/06

32
ある土地に纏わる忌まわしい話。最後まで読んでそういうことか!となった。合間の花子さんの話は自分が子どもの頃、和恵さんの立場で仕方ないから付き合うみたいな事をしてたのを思い出した。2022/11/11

かおりんご

29
ホラー。途中で、「これ、井戸を埋めたよね?」と思いながら読んでいたのだけれど、それ以上の展開が待っていて、薄ら寒くなった。先が気になりすぎて、集中して読んでいたせいか、電車で降りそこねたのは秘密です。2022/11/25

佐倉

16
中編『土地遣い』と間に挟まれる数本の怪談で構成されている。とにかくこの『土地遣い』が面白い!語り手・煙鳥氏が地元に帰郷して聞いた他愛ない噂話から始まってこんなところに着地するとは、という驚きもあるが、やはり謎を追っていくワクワク感が良い。派手なことが起きず、あっても既に過ぎ去った伝聞の連鎖。~らしい、という話。だからこそ、この呪いは”在る”かもしれないと心のどこかに引っ掛かってしまう。土地遣い以外だと『妻の夢』が因縁話を抜いても良い感じに気持ち悪く『学校とその家』はイラストも合わせて叙情的で気に入った。2023/03/08

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